試合後ブログ YL7節vs静岡大成
2023.8.26
相良高校vs静岡大成高校
3-0(0-0,3-0)
夏季中断を経てリーグ戦が再開しました。
暫定首位で迎えた残り3試合、
全勝すれば優勝が決定となる緊張感ある戦いのはじまりです。
その第1戦となるのが静岡大成、
今まで何度か練習試合では対戦していましたが公式戦では初めて。この試合がターニングポイントになることは、リーグ日程発表の時に思っていました。
慣れない人工芝、
慣れない16時キックオフ、
中断明けの公式戦、
ネガティヴな要素は探せばいくらでもあるからこそ、
確かな準備を積んできたつもりでした。
ただ、ウォーミングアップから雰囲気がふわふわしているのが目に見えてわかり、スタッフ陣ともその話題が出るほどでした。
そのふわふわした雰囲気がやっと緊張感ある様子になったのは、試合前半の向かい風です。
相手のロングキックは伸び、こちらの最終ラインの裏を何度もボールが越えていきました。相手の最終ラインはとても高く設定され、コンパクトを保たれているため、セカンドボールへの反応も相手が一枚上手です。
こちらはその高いラインの裏を狙いに行くも、
ロングパスは風にも負けて精度は低く、
スルーパスはことごとく連携不足が目立ちました。
被決定機が多く見られるヒヤヒヤする展開でしたが、
なんとかこちらも決定機、シュートまで持ち込める展開も見られました。
だからこそ、前半は耐えて失点0に抑えれば、
追い風となる後半はより多くのチャンスが待っているとも考えていました。
前半のスタッツは
決定機14、シュート8、得点0
被決定機10、被シュート1、失点0
後半はセカンドボールへの対応を厚くするために、中盤の選手を1人変えました。
それと、中盤はもっとシンプルにボールを動かすことを意識するように、ミーティング通りだと確認しました。
後半はじまって2分、
常にゴールに向かう前向きなシンプルプレーでゴール前に侵入し、確実に先制点を奪取することができました。
ただ、これ以降は
慣れない人工芝、慣れない16時キックオフが大きく響き、体力の底が急に見えてくるようでした。攻守の切替が途端に遅くなっていきます。
以前はこのような展開でも耐えるのみでしたが、
夏場で成長した選手たちがベンチメンバーとして控えてくれているいまのチームが頼もしく感じました。
メンバーを変えつつ、常にゴールを目指すことを続けて、ラッキーゴールを含めて67分、71分と追加点を挙げることができました。
試合を通したスタッツは
決定機28、シュート13、得点3
被決定機15、被シュート4、失点0
無事に首位をキープ、
試合前の雰囲気から課題がでてきましたが
残り2試合を日常生活から緊張感あるものにして
練習からチーム内で競争をしていければ、昇格はついてくるはずです。
引き続き応援よろしくお願いします。