見出し画像

【毒親日記】「女は一生母親に人生を捧げるもの?!」ヤバ母を真似たムスメの孤立した生き方。

こんにちは。
親の毒を愉しみ尽くす、アラフィフ美人(自称)の佐賀子です。

今日は、ヤバ母が、自分の生まれ育った実家にこだわり続けてた話です。

よくね「田中家って、そうだよね」と、言ってたんす。

そして「山田家ではこうだった」って、
「田中家(ヤバ父側)」と「山田家(ヤバ母側)」の違いを話すの。

子どもの頃は、
なんなのかわからなかったけれど、
「あぁ、実家の話か」「母親が子どもの頃の話か」とわかるようになったんだけど、

でもさ、わたしには「山田家」って架空の存在というか、ファンタジーを語っているように見えるわけ。

子どものわたしからしたら「あんたも田中家の人じゃん」なんだけど「田中家の人ではないアピール」をしてるようにみえるの。

まぁ、してるんだけどさ。

・・・ヤバくない?

めっちゃ、ヤバい人だと思ってたよ。

もうさ、山田さんなんていないでしょ。
立派な田中さんなのに、山田さん風でいるのって子どもから見ると、ほんと不気味!

そんな感じでさ、いつも「本当のわたしはちがう」「本当の居場所はここじゃない」風で、「ここは仮住まい」みたいな雰囲気なわけ。

ヤバ母は専業主婦で、いつも家にいるのに、「わたしはこの家の人じゃない」っていう感じで、家の中のことをするのよ。

その成果もあって、家の中がね、まとまらないのよ、なんか。
家族みんな「田中家」なのに、ヤバ母だけは「山田家の人」って感じで、心ここにあらず状態。「家族って何だっけ?」って思うような一体感のなさが、いつも家の中に満ちていたわ。

迷惑すぎるでしょ?!

しかもその姿ってまた、不安をあおるの。
わたしは心のどこかで、
「この人はいついなくなるんだろう?」って思うわけ。

ずっと不安が続いて、

「この人は、山田家の人だ」
「いついなくなるんだろう」
「あと、どのくらい、この家にいるんだろう」

そして「行かないでーーーー!」って
気もちの上では、しがみつくようになった。

「わたしが、いつも見張っていなきゃいなくなっちゃうわ!」って、見捨てられないように必死になっちゃったの!

あーーーーなんてこった!


あとさ、どうでもいいんだけど、
ヤバ母がする「山田家」と「田中家」の比較って「山田(ヤバ母)」が「上」、「田中(ヤバ父)」が「下」。

ほとんどの場合、田中家のこと悪く思ってるわけ。

ヤバ父の田中家は地方(佐賀県)。
ヤバ母の山田家は都市部(千葉県)。
ヤバ母は子どもの頃から都心にもでかけていたみたいで、まぁ、見下してたの。

ただの「田舎と都会の文化の違い」って話なのかもしれないけど、当時のわたしにとってはただの暴言。

自分が絶賛育ち中の家を母親にバカにされ続けるの、意味わからんくない?

よくないと思うなら「お前、改善しろよ!」って話じゃん。

「あんた、母親なんですよ?」っていう。

「責任投げだして、悪口言ってて、
なにしてるの?」っていう。

立場がわかってなさすぎて、山田家気取りで、田中家軍団を見下してるって、ほんとに恥ずかしい!

まぁ、今、わたしもさんざんヤバ親たちを
ご指摘しちゃってるから、「カエルの子はカエル」ってやつだけど。笑

でもね、今になってわかるの。
家から出ていきそうに見えていたヤバ母に、
行く場所なんかなかったってこと。

居場所なんてないってことが!

ヤバ母の居場所なんて、
わたしだけだったっていうことが!

やれやれだよ。

また、慰謝料に0を一つ加えなくっちゃ。

でね、わたしはいつしか、ヤバ母のこうした言動を受け入れ続けるわけじゃん?

一つ屋根の下で毎日毎日刷り込まれていってさ「母親とはこういうもの」と信じ込んでいって結果、こんな思い込みを抱えるようになったの。

・母親(女)の意識は、いつも実家にあるべきだ
・母親(女)は、実家への忠誠を誓っているものだ
・母親(女)は、ほかの家族と距離が遠い存在だ
・母親(女)は、いつも「自分」は特別な存在だとアピールする

、、、と。

...ちょっと待って!
今のわたしの状況って、
まさにこのまんまなの!

わたし離婚して、田中の苗字に戻って、
こんなヤバ親の記事なんて書いちゃって、
実家に意識向けちゃってるじゃん?

さらに、子どもとも元夫とも
遠い距離のもとで暮らしてるんだけど?!

まさに、信じたのまんま、
ヤバ母の生き方をコピーしてる!

そして、特別な存在アピールしてきて
息子に嫌われてる!
元夫にも嫌われてる!

サイテーじゃない?

美人なのに!笑

毒がまわってるとさ、
こういうことしちゃうのよね。

あなたは大丈夫?

こういう生き方真似ちゃうの、よくあるからね。

過去そのものは変えられないけど、
過去の印象も、これから先も変えられるんだから。

もしヤバ母の真似してるところがあったら、
とっとと終えて、変えちゃったほうがいいわよね!

わたしみたいに、ただただ嫌われるよ!

次回は「ヤバ母の生理に対する異常なまでの敵対心」をお届けする予定。

お楽しみに。

いつも、読んでくれてありがとう。

心からの愛と毒を込めて。
佐賀子


いいなと思ったら応援しよう!

佐賀子/毒親育ちの毒まみれ美人アラフィフ(自称)
ぜひ応援お願いします!いただいたチップは愛と毒を届ける活動費に使わせていただきます♡