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血液サラサラ「はねにんにくオイル」

油を通すと成分が変化?!

2015年春、佐賀市諸富町の「えがちゃん農園」の江口代表から、『にんにくを油に溶かすと、にんにくの成分“アリシン”が“アホエン”という抗菌性の強い物質に変化するらしいので確かめたい!』との相談があり、さがフード&コスメラボの助成事業の一つであるトライアルユース補助事業を活用して分析することになりました。

アリシンとは、にんにくやねぎなど香りの強い野菜に含まれている香気成分です。疲労回復を助け、病気から体を守る働きがあります。
アホエンとは、ニンニクに含まれている化合物の1つで、血小板凝集抑制作用があるとして1984年に発見されて非常に話題になった成分です。コレステロール低下、疲労・ストレス回復、免疫力強化など様々な効果が期待できます。
<トライアルユース補助事業>
機能性のある健康食品や化粧品の開発を目指す県内事業者が、データ収集や機能性探索などの初期研究に対する経費の一部を補助する事業。補助限度額 100万円、補助率 2/3とし、毎年4月頃に公募を行っている。ラボとの共同研究を条件としている。

分析の結果

分析の結果、ある一定の温度、一定の時間、はねにんにくをオリーブオイルに湯煎することでアホエンの存在が確認できました。

商品化へ

その後、商品化する際に“アリシン”、“アホエン”の成分に加え、美味しさと見た目(透き通った黄金色)にも拘りたいとの思いから、さがフード&コスメラボは加工工程の見直しの支援を行い、共同開発製品「はねにんにくオイル」が生まれました。

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電話:0952-37-9182
メール:sagafc@mb.infosaga.or.jp

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