元気がない同僚にかけてはいけない言葉
大丈夫?という言葉がもたらすこと
人を心配する時によく使う「大丈夫?」という言葉。
休職1度目も2度目の時も、休職間際私の元気のなさが表に出てしまっていたのか、この言葉をかけてもらっていました。
もちろん皆さんの優しさと心配からかけてもらっている言葉だということは十分理解しています。
だけど、私はこの言葉があまり好きじゃないです。
なぜなら「大丈夫?」と聞かれたら、答えは1択だからです。
「大丈夫です」としか答えられないからです。
特に人に気を遣って生きている人間であればある程、「大丈夫じゃないです」とは答えられません。
「大丈夫です」という言葉を発するほどに心の中では「本当は全然大丈夫じゃない。誰か助けて。」と叫んでいるんです。
聞かれる度に自分の心に嘘をつきながら、笑顔とも言えない不恰好な顔で「大丈夫です」と言い続ける。
この言葉がどんどん自分を追い込んでいきました。
あの頃の自分に声をかけるとしたら
じゃあ何と声をかけて欲しいのか。
これは非常に難しいのですが、私が今あの頃の自分に声をかけるとしたらこう言います。
「大丈夫じゃなくて大丈夫なんだよ」
この言葉は求職中にSNSで偶然見つけた、アメリカのメンタルヘルスケアに取り組むカフェのモットーとして置かれている「It’s ok not to be ok」という言葉でした。
もし、今あなたが誰にも相談できずに孤独と闘っているのなら、今日は自分にこの言葉をかけて自分を抱きしめてあげてください。