誤植モチーフのボドゲ制作中にゲシュタルト崩壊を超えた境地に達しちゃった話
「ゲームにかかわる人が自由な記事を作る Advent Calendar 2023」に参加させていただきました！
この記事は12月6日の記事です。
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https://adventar.org/calendars/9118
普段は愉快班というユニットでボードゲームデザインをしております、サファリと申します。
私たち愉快班は、"世を騒がす人間の業で、愉快に遊ぶ。"というちょっと意地悪なコンセプトでボードゲームを作っており、今までには…
『おじさん構文、つくっちゃおうｶﾅ❓😄👍』という悩める乙女のツイートにおじさん構文リプを返す大喜利ゲームや、
『ギャル短歌七七』というギャルマインド溢れる短歌を詠んで、アゲな句にギャルピースを送るゲームなど、
言葉で遊ぶタイプのバカゲーパーティーゲームを作ってきました。
そして12月9日と10日に開催されるゲームマーケット2023秋にて、以下の新作を販売します！
『半額弁当争奪ゲーム
半額ハンターロワイアル』
パチンコのチラシっぽくなってしまった
このゲームは一言で言うと、誤植間違い探しカルタです。
遊び方をザックリ紹介いたします！
このように一見「半額」に見えるけど色々間違っている様々なカードを使って遊びます。
プレイヤーそれぞれが繰り出す「半額シール」から正しい半額を見抜いてゲットし、最も半額シールをたくさん取れた人の勝ち！というゲームです。
誤植は12種類あるのでゲシュタルト崩壊必至！
「全部同じカードじゃない？大丈夫⁇」
と確認のお電話をいただいた程です。
(次からはちゃんと備考欄に記載します…！)
…そう、ゲシュタルト崩壊必至なんです。
遊ぶ側が崩壊するのですから、つくる側の崩壊はそれは凄まじく、私が体験したゲシュタルト崩壊を超えた狂いの境地の話をここに記します。
①相方から半額の誤植案をもらう
②誤植案を見つつ、半額シールに近いフォントを選ぶ
今回はヒラギノ角ゴ StdN W8を選びました。
③誤植をつくるためのルールを決める
フォントに合わせて追加したり削除する要素のルールを決めます
(線の幅や、どこに揃えるかなど)
④1時間で7個くらい誤植をつくる
徐々に正解が分からなくなってきたため、正解の半額だけ黒くして作業しました。
⑤自分が今見ている文字が何なのか分からなくなってくる
あ…れ…？
私は…何を作って…？
ここでヤバいと思い一旦トイレに行きました。
⑥崩壊
トイレから戻り、画面を見た時…不意に思いました。
たっ耐えられない…！無理…！
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！
自分で作った文字にも関わらず、知らない文字がいっぱいあるのがキモすぎて、気づいたら外に逃げ出していました。
川沿いを1時間くらい散歩して脳を癒しました。
感覚としては文字化けだらけの画面を見続けた時の恐怖に近いと思います。
今回の教訓として得たものは、
ゲシュタルト崩壊を舐めてはいけない
文字をイジる時は適宜休憩をとる
ゲシュタルト崩壊が行き過ぎるとパラレルワールドに行った気分になれる
です！
気軽に不気味パラレルワールド体験をしたいという方は、是非この世に無い文字を作り続けてみてください！
2時間後にはこの世の文字全てを信じられなくなります！
そしてたくさんの方に協力いただき、テストプレイを重ねて誤植やルールの調整を重ねた「半額ハンターロワイアル」。
もしご興味ある方、是非お手に取ってみてください〜！
追記
2023.12.9
本日のゲームマーケット2023秋にて無事に頒布して参りました‼︎
当日爆寝坊こいて開場45分前にビッグサイト入りした時は死ぬかと思いましたが、なんとか設営も間に合い、沢山の方に来ていただく事が出来、本当にありがたかったです…‼︎
色んな方に遊んでいただけたら嬉しいので、
もし見かけたら是非ちょっと遊んでやってください〜！
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