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生きるを楽しむをしたい、と思えた2024年末

2024年12月。
私は生まれ育った日本を離れ、南国シンガポールに住居を移した。

7月末に会社員を辞めて、自分でセルフコーチングノートWSやコミュニティ主宰をして、気がつけば5ヶ月が経っていた。

自分がこれまで培ったきた知見や専門を生かして人に喜んでもらうサービスを生み出せたことを誇りに思う一方で、気がつけば忙しない日常に慣れてしまっていた自分がいた。

2021年に息子が生まれてから、怒涛だった。
というより、生まれる前から凄まじかった。

2020年1月 海外の大学院に行くために勉強開始
2020年8月 妊娠が判明
2020年12月 CRAZYで結婚式プロデュース業務を納める
2021年1月 大学院出願
2021年3月 コロンビア教育大学院・ハーバード教育大学院合格
2021年4月 第一子出産
2021年8月 渡米・大学院生活スタート
2022年3月 息子緊急入院@NYC
2022年9月 授業を前倒しで取って日本へ帰国
2023年1月 セルフコーチングノートWS開始
2023年5月 大学院卒業・大手コンサルティングファームフルタイム勤務
2024年6月 シンガポール移住の話が浮上
2024年7月 退職
2024年9月 セルフコーチングノートWS再開(受講者が合計120名以上に)
2024年11月 Notable_を開始(募集期間10日で71名が申し込み)
2024年12月 Notable_オフ会開催。シンガポールへ引っ越し

この三年半以上、慣れないことばっかりやっていた。
自分でも、頭おかしいんじゃないか?って思うほど、ずーっと動いている。

私は、自分で言うのもなんだけど、自分ややりたいと思ったことを実現する力がある。どんなに無理だって言われても、反対されても、応援されなくても、自分の一番の応援者になる力が、私にはあるのだ。

この力は、セルフコンパッションとかレジリエンスとかと関係していて、それを伝えるためにNotable_のコミュニティ内WSにも要素を取り入れている。

そして、コミュニティ内のWSを創っている私も、その影響を受けまくっており…。今までの自分の中には、ほとんどなかった発想が生まれてきた。

それが、「生活を愛でたい」ということ。

生活を愛する友人たち

会社員を辞めてから、自分でサービスを始めたことによって、前からの友人や先輩に会いたいと言ってもらえることが増えた。

話す内容はそれぞれで、きっと私が役に立てていることもあると思う。そして私は、みんなから「生活を愛する」という姿勢を学ばせてもらっていた。


キャンプに頻繁に行ったり。
子供と一緒に家で絵の具を使ってお絵描き大会をしたり。
ただ好きだから、編み物に没頭したり。
ビーズを使ってお手製の素敵なアクセサリーを作ったり。
ノートを書く時に、スタンプ押したりインクを変えたり。
可愛いティーセットでお茶を飲んだり。
パロサントを可愛いお皿にセットして炊いたり。


お友達が私に作ってくれた手作りニットバッグ


みんなそれぞれ、生活を「慈しんで」いた。
いいなぁ、美しいなぁ。純粋に、そう思った。

と同時に、私にはその才能というか、生活を愛するという概念がすっぽり抜け落ちていたなぁとまざまざと感じた。


未来の自分への投資期間だったこれまで

「生きる」に包含されていることって、たくさんあって。
仕事をすることや、自分のやりたいを実現することもその一つ。

30歳になる直前からの忙しさは異常だけれど、実は、26歳くらいにベンチャーへ転職してから、文字通り怒涛の日々を過ごしてきた。
私は、とにかく自由に生きたくて、そのための力や人との関係性を作るために20代〜30代前半を過ごしていたのだと思う。


ふと気づいたら、2024年も終わりに差し掛かり、私はアメリカの大学院を卒業していて、子供は3歳になって、会社を辞めて独立して、シンガポールへ引っ越しをしていた。

コミュニティの振り返り会でも、気づいたのだけど、今現在の私は、たった一年前の自分でさえも想像できない日々を生きていて、26歳の頃の自分が夢にも思わなかったことを叶えてきた。

この数年間、必死に動き回って、髪を振り乱しながら生きてきた全てのことが繋がってきている感覚がある。もちろん一人で叶えられることなんていうのは少なく、夫や家族そして友人たちの助けがあったからこそ、ここまで色々な経験ができたのだと思う。

私は今、夢の中に生きている」

いま、そう感じられる日常が続いている。
(シンガポールの新居に家具はまだないが…)


もちろん、まだまだ完成形ではないけれど(というか、人生において完成形なんてものはないのだと思うけれど)、シンガポールのぬるい夜風に当たりながらおしゃべりな息子と散歩をしていると、今までの私の経験や、夫との努力が結実してきていることを感じるのである。

きっと私は今まで、「未来の自分のために」頑張ってきたのだと思う。未来の自分を信じて、もっと自分に夢を見させてあげたくて、自分を信じたくて。

もしかしたら、「今」がその時の自分にとっての「未来」なのかもしれない。

だとしたら、今の自分の人生を十二分に愛でて大切に生きることで、過去の自分の頑張りを労い慈しむことをしてあげたい。

人生は、「今」の連続

未来のために、その時々の「今」を犠牲にしてきたわけではなく、その当時の自分にとっての優先順位の通りに生きていた。

そしてその優先順位も、フェーズによって柔軟に変えて良いのだと、思えるようになった2024年。

理想の生活は、「今」始めることから全てが始まる。
そして、「今」の連続が生活であり、人生である。

私にとっての理想の生活が「今」なのだとしたら、もっと【生きるを愛でる】に力を入れようと思う。2025年は、もっと愛おしい年になるに違いない。


皆さんも、素敵な年末を!


(番外編)日々を愛するために買って良かったもの

2024年最後に買って、最高にQOLを上げてくれたのはこちら!

(1)エスプレッソメーカー

Notable_のコミュニティ掲示板に、早速上記の気づきをつぶやいたら、Fumieさんから教えてもらったアイテム!ありがとうございます!🙇‍♀️🤍

コーヒーは毎日飲むけど、もっぱらラテ派なのでエスプレッソを手軽に淹れられるのが最高です。(今までは、コーヒーを濃いめに作ってミルクコーヒーで甘んじていた)

(2)私の生活改善運動

なんだかついていないことが続きた時、Instagramでフォロワーの皆さんにおすすめのエッセイを募った時にお勧めされた一冊。

「なんとなく」で物やコトを選ばないこと。
「ちょっと嫌だな」という気持ちを無視しないこと。

日常にある、少しの違和感にちゃんと気づいて、ちゃんと変えていく。その大切さを生活改善運動を通じて教えてくれる優しいエッセイ。わたしのセルフコーチングノートWSやコミュニティでも共通することを違う言葉で教えてくれるおすすめの本です。


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