「自律神経という崖っぷち」毎日ショートエッセー:古い羅針盤129章
疲れたら休む、あるいは寝る。お腹が空いたら食べ物を探す。又、疲れたら寝る。そんな単純な生活が出来たらと思うが、中々自分の都合よいスケジュールでは一日は送れない。年金生活者となっても、大した変化はない。家人はパート勤務に変わりはないし、息子は大学生活で忙しい。故に、そのペースで家庭はスケジュールが決まるからだ。逆に、会社に行かない分、通勤時間の代わりに朝ジョグがしっかりと埋まり、勤務時間には軽い家事が組み込まれる事となり、意外に忙しい。学生時代に6年間ほど下宿生活を送ったし、海外でも何か月かは単身赴任であったし、独り身の生活は苦にはならないのだ。但し、家族全員の分まで負担出来るかと言えば、それはかなり無理がある。まずは、動機付け。何故、家族全員分を突然任されるのか?という疑問。暇だから?は無し。世帯主として、年金で家計を賄っていることには変わりは無く、役割分担としてそれは不公平であろう。何も家人を楽にするために、脱サラした訳ではないからだ。更には、残された時間はそれほど無く、思い残すことなく余生を送るべしが賢人たちの終活の教え。ならば、サラリーマン生活時に出来なかった事、やり残したことを、この際追及すべきなのだと思う。とは言え、それほどやり残したことがあるのか?と問えば、今更だし、好き勝手に生きてきた分、かなりの部分はやり尽くし感がある。とまあ、こんな堂々巡りで、日々心と身体のバランス維持に苦慮している毎日だ。「自律神経を整える」:TARZANを読んでいる。
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