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「ジェンダーと介護の問題」毎日ショートエッセー:古い羅針盤129章

何度も修羅場を潜ってきた女傑たち。否、こうした表現すら男性目線なのだろう。80歳を超えて、穏やかに且つ、政府と連携して上手に立ち振る舞っている樋口恵子氏とは、やや世代の差(団塊の世代以前)があるのだろう。あるいは、上野氏が団塊の世代に位置しているのだろうか?更には、氏が在学中は、殆ど大学が紛争で役立たずであったことも尾を引いているのかも。但し、当時の学生運動に真剣?に取り組んでいた面々は、世間で言う変質(大企業など体制派に転向した)ものは稀で、むしろ、社会の裏側からしっかりと弱者を救い続けたという自負は理解すべき事由かもしれない。更には、こうした学生運動で真の民主主義を訴えた世代が現政権には数少ない事も欧米諸国の政治体制と大きく異なる点という指摘も傾聴に値する事実なのかもしれない。脱線した。「おひとりさまの逆襲 「物わかりのよい老人」になんかならない」:上野千鶴子 、小島美里氏を引き続いて読んでいる。

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