『JADE 上巻 ~表象のかなたに~』電子書籍 Kindleにて登場! (自粛モードの暇潰しに是非どうぞ (^_^;) )
ご無沙汰しておりますm(_ _)m
前回の梅林画像の投稿で、副業であるホテルの仕事が、この時世ゆえに突然なくなって、出勤日数が激減してしまったという話をしましたが、だからといって暇になったのかといえば、実は最近むしろ本業(文筆活動)に手一杯で、私個人的には猛烈に忙しくなってきました💦 そんなわけで、このところnoteの更新頻度や閲覧頻度が下がってしまっています (>人<;)
──が!
ここで一つ発表があります! noteをサボってまで頑張った甲斐あって、無事に一作、皆様にもご覧いただけるようになりました!
と言っても新作ではないのですが、このnote上で続々と「なか見」を投稿していた、国際色豊かなノワール系(諜報)小説『JADE〜表象のかなたに〜』を、二分冊して電子書籍化することにしたのです。内容は2016年に刊行した当時そのままですが、冒頭部分にだけ、今までにはなかった文章を1〜2ページ程度追加した、未公開のオマケつきの改訂版です。まさに本日、その上巻の販売を開始いたしました!
是非是非、自粛自粛で引きこもりがちな今この時期にこそ、退屈しのぎに読んでやってください😉👇
近々、追って下巻も発売する予定ですが(←只今準備中)、何故今更、二分冊して電子書籍化し直す必要があったのかと言いますと、実は最終的に、この作品の紙の本をサイズアップして、単行本で発売したいと思っているからです📖
私の周りの読書世代は、どうも老眼の問題を抱えた年代の人たちが多いようで、これまでのような文庫本サイズだと、フォント自体も小さいため読みづらい、との意見を、前々から頂戴していました。
でもこの作品『JADE〜表象のかなたに〜』は、前述の通り、2016年に刊行したもの。すでに4年が経っているのです。それを今更単行本化しても、当初ほどの冊数は売れないでしょう。……となると、凸版方式での印刷よりもオンデマンド印刷の方が向いているわけです。
ちょっと業界臭い話題で申し訳ないですが、知らない方のために少しだけ解説すると、凸版方式は、印鑑と同じ要領で最初に凹凸のある型を作り、それを使って一度に大量に印刷するかわりに、一冊の単価を安くできるタイプの(昔ながらの)印刷方法。
対するオンデマンド印刷は、注文の入ったときだけ、必要な部数をレーザープリンタで焼き付けて、その都度本にするという印刷方法。こちらは売れ残りでロスが出ることを心配する必要がなく、在庫を保管するための場所も取らないという、無駄のない印刷方法なわけです。ただ唯一の難点として、レーザープリンタを使用するため、一冊にかかるコストが高く、販売時の単価を凸版より安くは設定できない、という点が挙げられます💧 著作者の意向で「もう少し安価で売りたい」と思っても、あらかじめ最低価格を定められているため、それを超えては単価を下げられないのですm(_ _)m
でもまあ、それはまだ先の話。紙の本の単行本としてこの作品の販売を開始するには、まだこちらで色々こなさねばならない作業があり、それなりの時間が必要です💦
それよりも問題は、何故、だからと言って今、電子書籍化をする必要があるのか、という点ですね。実はAmazonの場合、オンデマンド方式の紙の本の表示は、後ろに(ペーパーバック)という表示がつきます。私の作品でいうと、『翡翠の神話(ミュートス)』がまさにそれ👇
これは要するに、「まずは電子書籍ありき」の発想で、この電子書籍を紙に焼き付けての販売もやっていますよ〜という、比較的最近の新しい販売形式。これまでのように全国の書店でお買い求めいただくことはできず、Amazonのみでの販売となりますが、私の知人友人はもう殆どがAmazonで本を買っていると言うし、オンデマンド印刷の場合、常に「在庫あり」の表示で、注文が入ればすぐに印刷して、2〜3日であっという間に届いたりするので、何ら問題はないかな、と思います👌(※販売も送付もAmazonだし、送料もかかりません。)
そんなペーパーバックでの単行本化に先駆けて、このほど電子書籍版を出版したわけです。
年明けから投稿しまくっていた「なか見」の数々は、まさにこの上巻の切り抜きなので、気になる方はこちらのマガジン(全記事無料)で内容をご確認ください▼
ちなみに、今回は表紙のデザインも著者である私自身による制作です! 元々文字による表現だけでなく、ビジュアル的な表現も好きなので、半分趣味みたいなもんです。やはりけっこう時間がかかりますが💦(←大して才能なかったけど、子供の頃には絵も描いていたし、私の小説ライフの原点は、実は漫画として書いていた連載レベルの長〜い物語を、友人の勧めで文字だけの表現に変換していった経験にあるのです f^_^;)
ではでは、下巻の電子書籍化および紙の本の刊行を、お楽しみにお待ち下さい😉 もちろん、無料公開によるnote上の「なか見」も、引き続き投稿していきますので、今後とも宜しくお願いします(^人^)