桜、俳句詠み始めました_2
昨日の夕方も、自宅から子が入学する中学校まで歩いていき、そこから市の中心にある桜の名所まで続けて歩きました。
名所だけあって、人で賑わっていましたが、その人の間から桜を堪能することができました。
ここの桜は本当に素晴らしい。
川が流れ、橋がかかり、舟がわたり、桜が咲く。
全てが揃っている景観です。
毎年ここの桜を見に来ますが、この桜を見るたびに、生きていることを感じさせてくれ、嫌なことを忘れさせてくれます。
•••
桜を見た後、屋台で子はオレンジジュースと餃子、私はウイスキーが入ったジンジャーエールを買い、川岸で飲み食べました。
今回の句は、その時のほろ酔いの句です。
軽い一句ですが、桜を見ている時ぐらい、それぐらいの気持ちでいたいです。
•••
桜を見た後の帰り道、「こんなところに神社があるんだ」と、今まで知らなかった神社を発見。
それも息子が新しく通う中学校の道を挟んだほぼ向かい側にありました。是非お参りしたいと思いました。
その神社の参道の両脇には、桜の木が続いていました。昼間だったら、桜がよく見えてもっと綺麗だろうと思いながら、桜の参道を通り、中学生活を健やかに過ごしてほしいとお参りしました。
•••
新たな場所を発見できたり、いつも車で通るだけの道が新鮮に感じられたりして、散歩して、自分の足で歩くのってやっぱりいいなぁと、改めて思いました。
•••
先週の夜も、昨日の午前も、夕方も、今日も。
家の近くや市外を歩いたり、車を走らせながら桜を見ましたが、あちらこちらで咲く桜を見ると、桜が在るとこならば、何処でも行け住めるのでは、と思ってしまいます。
何処にいても必ず春が訪れ、春を感じることができるのですから。
普段は日本の心なんてあまり感じたりはしないけれど、春の桜は、そんな事を感じさせる力がある気がします。
いや、桜だけではないかもしれません。
公園に固く根付くたんぽぽや、堤防や畑に咲く菜の花。庭先に咲くチューリップ。先週の雨の後は、通勤途中の並木道の木が、一気に芽吹いていました。
春がいっぱい来ました。
春を、四季を、感じとりたい。
•••
最近は春から一気に夏日になってしまうので、短い春の日を、心地よく過ごしたいものです。