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わたしの心地よい距離感に気づく

こんばんは、ゆあさです。
久しぶりのNoteになってしまいましたが、元気です。
正確に言えば、元気になりました。

今年の夏は、子どもと共に感染症と戦う日々(笑)
手足口病→風邪→咳喘息→副鼻腔炎という体調不良のオンパレードでした。

最近思っていたことを言葉にしようと気分が上がってきたので、今日も徒然と書きます。

自分のしんどい気持ちに気づく時

看護師、保健師として「人に寄り添う」ことを仕事としてやっていくと、無性に「善人であれ」、「正しくあれ」と、自分の在り方を演じがちになる自分がいます。

現実のわたしは、そこまでエモーショナルでもなければ、共感的でもない。
性格も良いと言われるものではない。

結婚当初、夫が「さえちゃんの好きそうな番組、録画しておいたよ!」
と言われてみら、女性芸能人たちが悪口を言いまくっている番組。
→夫「こーゆーの、好きでしょ?」
よくわかっていらっしゃる。


会社の研修でMBTIを用いたワークショップを行うことがあり、サポートに入るのですが、そのたびにF(感情型)の低さを実感します。

「あぁ、不向きなことを仕事にしているのね」と思ったり。

客観的に人間関係や組織の状態をモニタリングして、アセスメントをするのは好きなのだけど、人の気持ちに寄り添おうとすることには、疲れを感じてしまうのですよね。

”善人であれ”
こう考えている時の自分は、黄色信号。
「あ、わたし、しんどいのね」
そうやって、自分の疲れに気づきます。


感情ではなく、思考で意味を見つける

「共感できない」
これ、保健師としては割と痛いポイントな気がしていた時期がありました。
だって、エモーショナルな人の方に相談したくなりません?
親身に相談に載ってくれそうでしょう??

その頃は、一生懸命共感しようとして疲れ切っていたり、
相手の言動に一喜一憂していたり。

しかし、慣れないことをやろうとしすぎて、疲れが溜まりまくったことで、
自分に合う方法を見つけられることができたのですよね。

無理に共感しようとするのではなく、
「そう考えるんだ、おもしろい」
このように捉える方法が、私には合っているようでした。

感情で捉えるのではなく、思考で捉えて意味を考える・・・
そんなイメージでしょうか(分かってくれます?)


仕事は割り切れる、けどプライベートは別物

最近は、保健師の仕事の中で、相手の思いをドーーンとぶつけられても、一旦は受け止められるようになった気がします。
だって、それが私の仕事だもの。

ですが、プライベートではそうはいかないのですよね。
突如としてぶつけられる感情や思いは、とても疲れてしまうことに気づいてしまった・・・
至近距離の豪速球は、キャッチできないんだなぁ。

なんせ、2人の子どもたちに全力豪速球を日々浴びせ続けられているので、他の人の感情を受け止めるには手が足りないのですよね。

ただ、現実問題、そうはいかない・・・!
仕事以外の人間関係だって大切ですもの。


大切にできる距離

いろんなことにキャパオーバーが生じ始めていた頃・・・

これまでの距離感では、疲弊し切ってしまう!!
そんなふうに思い始めていた時に、出会った本がこちら

亀ペースなので、まだ読んでいるところなのですが、途中途中でいろんな感情が湧き起こり、気づきをたくさんもらっています。

この本を読みながら、
「今の私には、自分の価値観を大切にしながら、相手の価値観を大切にできる、そんな距離が必要」と一つの答えが浮かび上がりました。
自分の価値観を超えて、相手の価値観を大切にする「利他」を選ぶことは、苦しくなってしまうことに気づいたのです。
「私、ずいぶん前からキャパオーバーし続けていたのね」と。

この答えに辿り着いた時、なんだか肩の力が抜けて
すーーーっと楽になったのですよね。

不思議。


自分の大事なものを、ちゃんと大事にできるスペースを保つことが、今の私にとっての心地良さなのかもしれない。


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