反省会マニュアル

部員である君たちに反省会とはどうあるべきか語ろう。

まず初めに、「反省会は怒らなくてはならない場である。もしくは怒られる場である。」これは僕からしてみると少しずれている。

AIによると反省会とは「業務や行事などが終わった後に、その内容について振り返り、評価する会」とある。

そう、振り返りと評価の時間なのだ。

機材を大事に扱うことは当たり前だし、仕込みなど早いに越したことはない。

反省会とは、いかに早く効率よく仕込むかを考え、その考えのもと実行した者たちの振り返りと、それを見た第三者が評価、アドバイスを与える時間なのである。

故に今の怒ることが目的化している反省会は見当違いなのである。

間違ったことや効率の悪い箇所があれば注意、アドバイスをすればいいし、逆に完璧だったのであれば怒る必要はない。

仕込む者も早く効率よく仕込もうと思って集中すれば自然と緊張感も生まれるはずである。

今の反省会はかなりオワッテイル。

怒ることが目的となっているせいでむしろ緊張感はなくなり、反省会という文化の表面上しか存在していない。

何が問題かというとその中身を誰も考えていないこと。

機材は「どうやって怒ろうか」「うまく怒れるだろうか」そんな事をよく嘆いているが、先ほども述べたように別に怒る必要がなければ怒る必要なんてない。そんなことよりちゃんと仕込めているかよく見て、より早く仕込むにはどうすればいいかをもっと頭を使って一緒に考えるのが仕事である。周りより機材に詳しいから機材の座にいるという事を今一度思い返して欲しい。

平部員は怯えなくていい。反省会に向けて効率性を考えて準備してそれを行えたのなら、誰も文句は言えないだろう。それでも怖い先輩に理不尽に怒られたのなら逆ギレだってしたっていいと思う。君は間違っていないのだから。むしろ文句を言われた時に逆ギレできるぐらい準備していかなくてはならない。


機材のお友達が怒れないという理由で機材を降りようとしていたので反省会とは何かについて言及してみました。異論があればもちろん唱えてください。その議論がより良い反省会を生むことでしょう。

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