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【気になった新聞記事】大雪山国立公園の登山道、修復険しく~国の入札に業者敬遠、荒廃深刻化
北海道在住の鶴木貞男@コンサポ登山社労士です。
北海道小樽市にある「つるき社会保険労務士事務所」で特定社会保険労務士として社労士業務を行っております。
先日の北海道新聞で、「大雪山国立公園の登山道、修復険しく~国の入札に業者敬遠、荒廃深刻化」という記事を読みました。
大雪山国立公園の登山道修復問題の現状と課題
日本有数の規模を誇る大雪山国立公園で、登山道の荒廃が深刻化しています。
白雲岳避難小屋からヒサゴ沼までの18キロの区間を対象とした再整備事業は、入札が難航し、作業の開始が遅れています。
この問題の背景には、登山道整備に興味を示す業者の不足、短い工期、そして人力作業の必要性など、数々のハードルが存在しています。
特に対象区間は、特別保護地区として高い環境保護基準が求められ、作業中の機械使用が禁止されているため、全ての作業が人力で行われます。
このため、工事の技術的な難易度が高く、業者が敬遠する状況が続いています。
環境省は2025年度中の整備開始を目指していますが、現時点では明確な見通しが立っていません。
北海道大学農学研究院の愛甲哲也教授は、入札方式自体に課題がある可能性を指摘しています。
山岳団体など、登山道整備に精通した団体や業者との随意契約を含めた柔軟なアプローチが必要とされており、また、専門知識を持つ人材の育成と確保も重要な課題として浮かび上がっています。
荒廃が進む登山道の修復は、単なる環境保護にとどまらず、多くの登山者の安全確保に直結する重要な取り組みです。
解決には、現地の特性を熟知した専門家と地元の協力が欠かせないと言えるでしょう。
感想など
私も登山を趣味とする者として、このニュースには心を痛めています。
安全な登山道は、自然と人間をつなぐ大切な橋渡しです。
社会保険労務士の視点からも、こうした公共事業において労働力不足が課題となっていることに注目しました。
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