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#31 仕事の見せる化

さて、今日は「仕事の見せる化」というテーマでお届けします。

「仕事の見せる化」は、僕が最近意識していることです。「見える化」と違うのは主体的に見せにいくことです。理由は2つあります。

一つは進捗を聞かれることがなくなること。仕事を依頼した側は、進捗が気になるもの。こちらから積極的に見せに行くことで、相手を安心させることができます。

もう一つは、助けてもらいやすい状況を作ることです。自分一人で抱え込んでも、仕事は進みません。悩みも解決しません。どんどん見せて、打ち明けることで、助けてもらいやすい状況にしています。

見せる化にも色々な方法があると思います。
僕が意識しているのは
①進捗率20% の報連相
②小さく短い報連相
の2つです。

進捗率20% の報連相

20% という数字はビジネス書を読んで出会ったものです。20% で報告すると良いことがあります。

それは、自分の作業の方向性を早い段階で確認できることです。ある程度作業を進めてからアウトプットのイメージがずれていることに気づいては、貴重な時間がもったいない。それを防ぐためにやっています。

もう一つ大切なことは、自分の後輩や部下にも進捗率20% で報連相をしてもらうことです。

今日は僕の横に座っている新卒の職員に、20%での報告と相談をするように伝えてみました。その結果、出来上がるまで黙って見ているよりも明らかに報告の頻度が増えました。小さなことでも相談して良いと思えたからかもしれません。

細かな相談で方向性を確認することで、結果的に新卒職員の悩む時間が減り、チームとしての作業速度が上がりました。

小さく短い報連相

僕は以前、五月雨式に色々聞かないようにと指導されたことがありました。それを意識するあまり、聞きたいことがいくつか溜まってから相談する癖がつきました。それによってどうなったか。相談すべきことを後回しにしてしまい、旬を逃します。結果的に着手が遅れることの連続でした。

越川慎司さんの著書トップ5% シリーズでは、次のようなことが書かれています。
・トップ5% の社員は、上司とコンタクトを取る回数はそれ以外の社員より多い。
・一方、コンタクトを取る総時間はそれ以外の社員より短い。

つまり、小さな相談をいくつもいくつも積み重ねているということです。それにより、自分の進む方向性を確認し、手戻りのないように効率的に進めているということが読み取れます。

進捗率20% の報連相は、自分の仕事を見せる化し、仕事の方向性を確認することで、無駄を省く有効な手段であることが改めてわかりました。そして、後輩を指導する時にも意識させることで、迷う・悩むという無駄な時間をなくし、チーム全体での作業速度を上げることに大きな効果があると感じます。

やってみて良かった。自分の行動の変化、これからも続けていきたいと思います。
 

最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。

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