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#26 【レポート】机の上に水筒を置かないことにした

机の上に水筒を置かないことにしてみました。

僕は越川慎司さんの「トップ5% シリーズ」の本が好きでこれまでに何冊か読んでいます。その中で会社でトップレベルの成績を残すトップ5% 社員の人たちの習慣に、「机の上に水筒を置かない」というものがありました。気になったので僕もやってみました。

机に水筒を置かない理由

机の上に水筒を置かないのは理由があります。それは、席を立つことを自然に発生させるためです。

人間の集中時間は長時間続かないと言われています。研究によって様々ですが、15分や20分といったことをよく耳にします。
一方で、何かの作業を始めたら作業に没頭しすぎてしまうこともあります。目的から外れたことや必要以上の作業をしてしまうことは、限られた時間の中で成果を出すには避けたいです。

これらのことを防ぐために、何かしらの方法で手を止めることが必要です。そこで、時間が経てば喉が渇くことを利用し、そのタイミングで席を立つようにするのです。

ここで、机に水筒を置いていると、席に着いたまま水分補給ができてしまい、席を立つことを誘発できません。なので、敢えて机に水筒を置かないのです。

水筒を置く代わりに空のコップを置く

僕は空のコップを机においておき、喉が渇いたらコップを持って給湯室に向かうことにしました。給湯室でコップにお茶を注ぎ、飲みきってから席に戻ります。コップは、給湯室に置いていてもよいのですが、すぐに洗えなかったり置く場所がなかったりするために机に置いています。

ポイントは2つです。給湯室まで歩くことと、コップは空にしておくことです。

席を立って歩くを誘発する

喉が渇いて席を立てば、必ず作業の手は止まります。そして歩くことで、自分を客観的に見る機会ができます。これにより、余計な作業をするのを防いでいます。また、大体30分に一度は喉が渇くので、集中力が途切れた状態で作業を進めてしまうことも防げます。

空にしておけば期待が邪魔しない

机に戻った時にコップを空にしておくのもミソです。席でも飲めるようについ飲み物を持ち帰りたくなるのですが、そこは強い意志で我慢しています。

コップに飲み物が入っていると、喉が渇けば飲んでしまいます。すると、席を立つ行動を誘発できません。また、コップに飲み物を入れておくと、喉が渇いた時に飲み物が残っているかの確認が発生します。大概は空っぽなので少し残念な気持ちになり、渋々給湯室に向かうというのがこれまでの自分の傾向です。

この時に発生する負の感情を無くしたいために、空にしておくのです。予め、コップを空にしておけば、残りがあるかの確認は不要です。それにより残念な気持ちになることもありません。

頻繁に席を立つのは非効率?

作業が中断したり、席を空ける時間が以前より長くなるわけですから、仕事の効率が落ちるものだと思っていました。ところが、僕の体感ではそうでもありません。

作業に没頭することがなくなったので、作業をしながら常に自分を客観視して、その作業本来の目的を見失わないようにすることができています。また、席を立って歩く間に、自分の考えを整理したり、スマホのカレンダーに作業履歴を入力したりして、頭の整理をすることもできています。

体にも良さそう

長時間椅子に座っているのは腰やお尻に悪かったりします。頻繁に席を立つことによって、長時間の着座を防いでいます。仕事が終わって肩や腰が疲れたということも随分なくなりました。

机の上に水筒を置かないというのは、ポロモードテクニックのように短時間で仕事を区切り、常に高い集中力を仕事に注ぐためには、意外と合理的な選択なのかもしれません。

気になった方は、明日からやってみてください。

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