銘酒名物奥の細道【静岡編】
こっこ(静岡市)
言わずと知れた、静岡の顔。サービスエリアなどで一度は見かけたことがありますよね。新鮮な卵で作られた柔らかすぎない蒸しケーキに濃密なミルククリームがギュッと詰まっています。温めても美味しく、重ための白ワインと合わせても悪くない感じでした。
抹茶、いちご、チョコバナナなど、様々なバリエーションがあります。
安倍川餅(静岡市)
ほっぺにぷよぷよにくっつくような独特の弾力が心地よいです。あんこ、きな子の2種類が3つずつ入っていて、気軽に楽しめるサイズ感が嬉しい。後がけで楽しめるサラサラきなこは、甘さもありつつほのかな塩気がアクセントで、これがまた合うんです。
徳川吉宗も好きだったらしいです。
かつおジャーキー(静岡市)
結構な固さで、かなり噛みごたえがあります。無着色、無添加で濃厚なかつおの香りと味わいがそのまま楽しめます。鰹節丸かじってる感覚。おやつにしては少しシュールすぎるので、日本酒で一杯やるくらいがちょうど良さそうです。まるでスルメのように、繊維が口の中にしっかり残るので、飲みすぎず、食べ過ぎず、お腹を満たせる万能おつまみだと思います。
最後まで食べきれず、うちの猫に食べ散らかされて終わりました…
あげ潮(浜松市)
一見変哲のない普通の素朴なクッキーですが、これがいい感じです。
見た目に反してサクサク、カリッとした軽めの食感。ナッツやドライフルーツがしっかり散りばめられられています。甘すぎないのもポイントが高いですね。ウイスキーに合わせたい。
浜名湖に潮が上がるように、食べた人の運気が上がるように、ということでこの名前なのだそうです。
ハリスさんの牛乳あんパン(下田市)
1858年、初代米国総領事タウンゼントハリスが、大好きな牛乳を日本で初めて下田の地で飲んだと言われていることに因んで名付けられたそうです。
トップの「かさ」の部分がふわっとしています。あんこと生クリームが一体となって、バンズの香ばしい香りの中に溶け込んでいく幸せ。