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自分で調べるのが大事だそうです
娘が健康に留意して生活するのは良い事だ。
私は、この所の彼女を見てそう思っている。
中学高校時代の彼女は、「食べ過ぎだから止めたら??」と言うと、烈火のごとく怒っていた。
「私はええの、スタイルとか体重とか気にせんから。」ちょっと言うと、倍ほどの反論が返ってくる。
私も体重が多いとか、スタイルが悪いというのは別に気にならない(私の事では無いので気にしない)、しかし彼女はコレステロール値が高く出る。
これは中学校の時代からで、夫の母親がコレステロール値が高かったので、もしかすると遺伝性の物かもしれない。
そうだとすると、私なんかよりもずっと食事と運動に気を付けなければ成らない筈になる。
これは問題だ。
だからと言って、食事を少なくしたり、その辺で止めたらと言うと、後で何処かで食べたりしている。
本人が自覚しなければ、本当に何にも出来ないので、私としては不安だらけだ。
そんな訳で、私は娘の健康には不安を持っていた時期がある。
このままだったら、私よりも先に病的な状態になってしまうかも知れない。
健康の意識は本人次第とはいえ、自分が解かっていて、娘には理解して貰えないのは、哀しいものに為る。
このままで良いのかな~??
そう考えていた時に、急に次女が食事と運動に気を付けるようになってきた。
本人に聞くのもなんだが、褒めるのであれば、問題が無かろう。ちょっと言ってみるか。
「毎日、食べる物を入れて、スゴイよね、私は出来んわ。」と言ってみる、だって本当に自分は出来ない。
「うん、家族には嘘ついても、あすけんには嘘つかない様にしている、自分の健康の為やもん。」おおー、成長したな~、良かった身体を考えてくれて。
「無理のない様に、ちょっとずつしたらいいし、頑張り過ぎると後で食べたくなってしまうから。」と言い添える。
私自身は一気に食べると調子が悪くなるので、一気には食べないが、量を食べる事が出来る人は一気に食べたりするんだよね。
「無理はしないで、でも頑張る、来年には血圧もコレステロール値も正常にする。」決意は強い様だ。
実は結婚していた時期に、夫もコレステロール値が高くて苦労した、本人は身体に良いような食事を出してというし、私は同じものを食べても問題が出ない。
本を見てコレステロール値が下がる食事を用意して、子供も含めて食べる様にしていた。
それでも、体重の管理が出来ても、コレステロール値は偶にしか正常値にならない。
偶には血糖値も問題が出て、そんな時には、「絶対に病院が他の人と間違えたんや。」と言い張ったりしていた。
ある時に、2次検査でコレステロール値を下げる薬を飲んだ方が良いと言われ、処方して貰う。
毎日飲んでいると、調子が悪いと言い出した。
「この薬が悪いから、俺はもう飲まん、下げ過ぎるんや。」と主張する。
子供や無いので、私は良いのですけど、それで良いのかな~、と考えたりした。
だってね、自分の父親が医者に出された薬を、これは良い、これはアカン、と言って飲まなかったから、脳梗塞になったって言ってたやん。
彼に体の問題が出たら、私にも関係あるんだけどな、なんて密かに心配していた。(言うと怒るのだからね。)
アメリカではコレステロール値を下げる薬を使うのは、良い事だと言っている学者が多い様だ。
この病気には大量のエビデンスが有り、例え強力な薬を使っていても、正しいのだと、心臓専門医は言って居る。
その一方で、何十年も前の疫学研究の結果を根拠に、コレステロール値を下げると、うつ病、不安症、記憶障害、認知症、がん、糖尿病のリスクが高くなるのではないかと心配する人々がいる。
これについても、大量なエビデンスにより、リスクを心配するよりも、使った方が良いと考えらているみたいだ。
どんな薬にも副作用が有るが、心臓疾患のリスクを考えると、薬を飲んだ方がましと言う訳になる。
「私は、メンタルクリニック(心療内科)で、前に行っていたお医者さんでは嫌だったのを、全部言って出して貰わんようにしたから、あの人も(父親の事)そうしたら良かったんじゃ無いの。」次女が話してくる。
そうなんだよね、薬で全ては解決しない、でも為にはなるのだから、自分の状態に合わせた薬を貰えば良いだけなんだよね。
「でもさ、もうこれ以上は(メンタルクリニックの薬)飲みたくないから、コレステロール値は薬に頼らずに正常にしたいな。」と続ける。
偉いな~、私なんて健診で問題になった時が無いから(胃の検診では後でカメラを飲んだけど)、自分で健康を手に入れようと考えるのは、良きことですよね。
それにしても、コレステロール値についての研究は、どの国でも沢山されていて、エビデンスも多い。
薬の種類も沢山有るのでは無いだろうか??
そう考えると、ただ単にお医者さんの出した薬を飲むのではなく、自分で状態を把握して、医者に合った薬を出して貰えるように言う必要があるのかもしれない。
今の時代で良かった、ネットで調べる事が出来るもんね。
私のヘイリーヘイリー病は、何処までも治らないらしいけどね。
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