我が家の猫はビジネス不仲?
今日は朝に(4時)にトイレに目が覚めて、でも眠たいと思っていると、足を誰かが舐めている。
娘が舐める訳は無いので、これはつな君だ、何処に居るの?と思ったら、私のベットで見繕いをしていた。
彼は甘えん坊の王子様なので、好きな所で寝ている、私の部屋だろうが、廊下だろうがお構いなしで、朝は一番早く起きる私の所に来るのがほぼほぼである。
4時は辛いので、また寝て丁度いい時間に起きていく、すると尻尾を立てて、やっと起きたか、まっとたでと言いたげに、台所に行って待っている。
何をって、私がご飯を出すのをだ。
ナン、つな君が甘えている時の声だ、今日は朝から毛玉をケロケロしてお腹が空いたと見えて、ナンが止まらない。
彼はニャーとネコらしくなくよりも、ナンと鳴く方が多くて、「お前は子猫か」と突っ込んでしまいそうになるが、本人は(本猫は)大人の欠片も無く、自分は子猫、自分は小さいと思い込んでいる。
小さいからこそ小さな箱に入って箱を壊したり、小さい所を通り抜けようとして大変な思いをする。
三女の子はランちゃん、この子2カ月から三女が世話をしてきたので、当然ながら三女をママだと思っている。
つな君よりも一回り小さいのに、自分は人間だと思っている節があって、つな君が近くを通るとウーと低い声でうなっている。
本人は(本猫は)随分おっきいつもりで、そこ飛ぶーと人間が思っている位広い所でも飛んでいる、(たまに失敗するけど)マンチカンって足が短いから、絶対に無理と思っていると、割と難なくしてのける。
つな君はそれを見て、飛んでる、じゃ僕もできるかなと、よっこらしょと飛ぶ、彼の方が大きいので余裕で飛んでいるのだが、毎回怖そうな顔をしているのは何故だろう。
この二人(二匹)仲良しでは無い、ここに来た時には、丸まって仲良くしてくれたらいいのにとか、一緒に遊んでくれたらとか思ったのだが、ぜーんぜんする気配はない、それどころか、つな君がランちゃんに近づくと、フーとかウーとかである。
人間の願いは儚い。
ただ、ちょっとした希望がある、人間が全員で買い物に行ったりすると、二人で(2匹)で一緒に出てくる。
仲良しじゃん。
娘はこれをいつもはビジネス不仲だけど、寂しくなったら仲良しさんなんだよねと言っている。
いや、どうせだったら、ビジネス仲良しで、見て無い所で不仲の方がこっちは見やすい。
是非ともビジネス仲良しさんを推しているのだが、二人ともする気配はない。
今度帰ったら丸まって寝ているのを、夢に見る私である。
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