見出し画像

ノンアルビールは如何かな?

次女がダイエットに本気で、毎日あすけんに食べた物(食べるつもりの物)を入力して確認している。

子供の頃、どんなに言って聞かせても、食べ過ぎを防げなかったので、やはりダイエットは本人の気持次第なのだな。

親って無力だ。

この頃ではお酒も飲まずに、ひたすらトマトジュースの炭酸割を飲んでいる。

あの飲まずにいられなかった次女が、あの昼のみでお店の酒を飲み干す勢いで(言い過ぎ)飲んでいた次女が、である。

「トマトジュースの炭酸割って、血圧を下げてくれるらしいよ。」と私が言ったからか、自分で調べたからか、もう飲み始めて数か月だ。

「早く健診無いかな~、血圧が下がってるのを確認したい。」と楽しみにしているのを見て、神様血圧下げてください、私❓❓では無く、次女のをね、なんて祈る。

私は健診で問題が出るのは、ヘイリーヘイリー病と胃だけで(胃の形が悪くて、問題があるように見えるらしい)血圧や血液検査では問題が出ない。

えっへん。

自分の事は如何でも良いが、考えると子供の頃から私の食事を食べて、育ってきた次女が何故問題が出るのか??

世界の1000の不思議の1つにしても良いと思う。

彼女は子供の頃は沢山食べていて、今は私よりも食べない位になっている。

私は起きると、朝ごはんと昼ご飯とその間におやつなどを食べて、夜は少ない目にしている。

彼女は朝と夜は私と一緒で、夜はあすけんさんに低カロリー過ぎると言われて、ちょっと多めに食べている。

絶対に彼女の方が痩せるやん、なんで痩せ方少ないの??あんなにストイックにしているのに、と考えている。

彼女がお酒を止めてから、私は1人で飲みのが飲みにくくなっている。

歳から行ったら、私の方がより健康に気を付けた方が良いのだし、酒も身体に良い訳では無い。

「私も止めるわ。」と言って、トマトジュースの炭酸割を飲んでみるも、少し物足りない。

その話を次女にしてみる。

「飲んだらええやん、私は気にしないよ。」と返ってくる。

でもなー、お酒は高いし、そこで税金払いたくないし、と悶々とする日々を送っていた。

先だってイオン北に出かけた時に、帰りがけに酒コーナーを覗いてみる事にした。

「お酒のコーナー見てもええ??」と次女に聞く。

「ええよ、私も見るわ。」と彼女も一緒に見ていた。

うーん、お酒って高いのよね、皆で飲むには良いけど、1人の為にはちょっと高すぎる。

大体、健康に悪いのよね。

健康に悪い、値段が高い、その上値段に税金がタップリ入って居る、三大悪じゃ無いですか。

ふと見ると、ノンアルコール飲料の棚があった。

前にノンアル飲料を飲んだ時に、日本のメーカーのノンアルは甘すぎて食事に合わなかった。

アルコールが無いから、甘みを付けないとバランスが取れない為か、どれも甘い。

ヒューガルデンノンアルビール

酒も辛口、ワインも辛口、高アルコール飲料も辛口が好みの私にはちと甘すぎる飲物だ。

好みで無い飲み物をわざわざ飲む趣味は無いので、それ以来ノンアル飲料からは離れていた。

ところがこの店にはノンアル飲料のワイン(辛口)とノンアルビールのヒューガルデンがある。

ヒューガルデンってご存じですか??

ベルギービールですっきりして飲みやすく、食事とても合うビールなんですよ。

そのヒューガルデンのノンアルビールとベルギーのノンアルシャルドネワインは美味しいかも知れない。

「これ買ってもいい??」次女にお伺いを立ててみる。

「ウン、それやったら私も味見をするかも。」というので、買って帰ってきた。

ベルギーのノンアルワイン

輸入の物だから、関税は掛かっているかも知れないが、税金は掛かってない。

まあ、税金は入って無くても、そこいらのアルコール飲料と同じくらい高かったんですけどね。

夕食に開けてみる。

実はワインは開けるのに時間が掛かったけど、ワイン酒場で仕事をしていて、ワインを開け慣れている次女が開けてくれた。

ワイン用のリーデルに注いでみる。

「ウン良い匂いだね、ワイン感が強い。」とリーデルを回しながら飲んでみる。

「美味しいわこれ、店で出てきて、ワインですって言われたら、納得してしまうかも知れない。」と次女が驚いている。

私の方も、味わってみると、普通のワインと遜色ない。

2022年からの研究によると、健康で活動的な人は、多量のアルコールを飲めるという研究結果があるらしい。

運動の後の社交や試合の成果などを祝ったりする為に、アルコールが使われる事が多いのだそうだ。

しかし、ビールなどのアルコール飲料は、運動後の筋肉の強化や成長に影響を与える可能性がある上に反応時間や平衡感覚も低下する。

2012年の研究で、ドイツのミュンヘン・マラソンに申し込んだ男性227人の半数に出走前の3週間と出走後の2週間、毎日2〜3パイントのノンアルコールビールを飲んでもらい、残りの対照群は、似た味のプラセボを飲んだ。

被験者は、出走前後に複数回採血され、呼吸器系の感染症の症状がないか報告するよう求めらる、マラソンの後には、風邪などの上気道感染症ににかかりやすくなるからだ。

しかし、ノンアルコールビールを飲んだ群は、病気にかかりにくかったようで、対照群よりも「上気道感染症の発症率が3.25倍低かった」と、論文に記されている。

これらの効果はビールに含まれるポリフェノールによるものと考えられている。

アルコールの入ったビールにも、ノンアルコールビールにもポリフェノールは含まれるが、アルコールがそのポリフェノールの効果を阻害してしまうらしい。

そこ迄読むと、これからはノンアルビールしか選択肢は無いんじゃなかろうか??

ちょっと高いが、偶の楽しみにノンアルビールはいかが??



いいなと思ったら応援しよう!

内山祥子
文を書くのを芸にしたいと思っています。 頑張って文筆家になります。 もし良かったらサポートお願いします。 サポートしていただいたら本を買うのに使います。 ありがとうございます。