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推しをつくる! 【還暦カウントダウン2/30】
60歳までの30ヶ月で、毎月1つの「やりたかったこと」を実現していく還暦カウントダウン企画です。
前回の更新から約2ヶ月が過ぎてしまった。理由は簡単で、カウントダウン企画の2つ目にハマってしまい、noteどころではなくなっていたのだ。
その2つ目とは……推し活である。
沼った相手が、出演作品100本超えの役者さんだったものだから、どんなに観ても未鑑賞の作品がまったく減らないんですよ。もうね、忙しい、忙しい(嬉しい悲鳴)。noteを書く暇なんてありゃしない(言い訳じゃないよ)。
ときめき苦手派のアラカン、まさかの沼落ち
実は私は、キュンキュンするのが不得意なタイプの人間だ。魅力的な役者さんやミュージシャンを見て「素敵だなぁ」とは思っても、どこが魅力なんだろう、その理由を紐解きたいなどと思ってしまい、ときめきとはちょっと距離がある。だからこそ、推しがいる人生にずっと憧れていた。推しがいる人って、キラキラで毎日がめちゃくちゃ楽しそうじゃないですか。推しがいる人生いいなぁ。ときめきたーい。
とはいえ、推しは探すものでも努力して見つけるものでもない。そう、恋はするものじゃなくて落ちるもの。さすがに今更、そう簡単には落ちないよなぁ。還暦カウントダウンだし。と思っていたわけで。
ところがどっこい。突然に。なんの前触れもなく。落ちました。想像もしていなかった深い沼に。
その沼の名は風間俊介。
この2ヶ月はずっと、風間くん一色だった。過去作を観るために各種配信サービスに登録、お気に入りのシーンをエンドレスで観るためにTikTokを検索。ふと気づくと、動画を見ている時の私、ずっとニヤニヤ笑ってる……我ながら、ちょっと気持ち悪い。でも毎日がめっちゃ楽しい!
推し活に挑戦?!
せっかく推しができたので、推し活をしてみたい。でも、推し活ってなにをすればいいの? SNSでよくみかけるアクスタ(アクリススタンド)の写真、あれか? とりあえず、あれか?
けれども残念なことに、風間くんのアクスタは現在販売されていないようだ。でもやりたいな、自作するしかないか。風間くんの写真を雑誌から切り抜き、台紙に貼る。わずか15分でマイ俊介の完成だ。仕事が頑張れるように、デスクの上に手乗りサイズの風間くんを置く。
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やべ、こっち見てる。ふわっ。かっこいい。目が離せない上に、なんだか緊張して仕事にならない。後ろ向いていてもらおう
![](https://assets.st-note.com/img/1725169222320-YY2VmAnTvg.jpg?width=1200)
意味不明だ。後ろ姿は、ただの白い台紙である。それでも振り向けば風間くんがほほえんでいるのは、脳にしっかりとインプットされてる
しかし、壁を向いて立たされている風間くんの後ろ姿は、なんとなく寂しそうだ。私まで切なくなってしまう。せっかく我が家に来てくれたのに、ごめんね風間くん。
ひとりぼっちにならないように、風間くんの好きなミッキー先生もつくって並べてみる。あんなに寂しそうに見えた後ろ姿が、一気に楽しそうになった。よかった、これで安心して仕事ができる。
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見れば見るほど加速する♪
風間くんにハマったきっかけは、ドラマ「初恋、ざらり」。このドラマは素晴らし過ぎて、語り出すとエンドレスになるため自粛するけれど、とにかく主演のお二人の原作再現度が素晴らい(ぜひ観てほしい)。そして、風間くん演じる岡村さんが、ちゃんと、しっかりと、さえないおじさんでとても良い。
1話放送の時に、岡村さんのとあるセリフにキュンとした。そこからはもう、転がるように沼った。最終回まで見終わった時の喪失感といったらない。さみしいよー。もっともっと岡村さんに会いたいよー。
もちろん、私は大人だ。風間くんは役者、岡村さんでないことはわかっている。わかっているのに、カラダが風間俊介の摂取を求めている。とりあえず、過去の出演作をチェックだ。
でもま、私が好きなのは「初恋、ざらり」の岡村さんだしー。こういうのって、他の作品を観ると「あ、やっぱ役者さんてすごいな。まるで別人だな。岡村さんはもういないんだな」って気づいて冷めるものよね、と過去作を見はじめる。
冷めねー! 冷めるどころか、加速してるぅぅぅーー! 私、風間くんの芝居が好きなんだなぁ。そしてインタビューやコメントの時に、選ぶ言葉がとても好きだなぁ。まぁ、つまり、風間俊介まるごと好きだってことです!
44年ぶりにファンクラブに入会したよ
6月に開設したばかりだと聞き、早速ファンクラブにも入会した。ファンクラブに入るのなんて、14歳の時に入った、たのきんトリオのCS3(Communication Super 3)以来だ。44年ぶりじゃん!
ファンクラブってことは、いつかファンミーティングとかあるのかもしれない。え? 会えちゃうの? うわぁ、どうしよう。え、緊張する。実際には告知されていないファンミを想像してみる。
「こんにちはぁ。今日はありがとぅ」あの子犬のような笑顔と、聞きやすい流れるようなおしゃべり。あぁ、このインチキくさいと言われる雰囲気もまるごとひっくるめて大好きだ。
無理だ、尊い。もうこれ以上近寄れない。ってか、妄想なのに直視できない。動悸、息切れ、眩暈。健康を脅かす症状が連続技のように繰り出される。風間俊介が私の寿命を縮めにかかっている。
あんなにも、ときめきたかったのに。ときめきがこんなにも苦しいだなんて。アラカンの推し活は命がけだ。もう少し元気で長生きしたいし、実際に会うのはこれで終わりにしよう(いや、まだ会ってないってば)。
それにしても、風間くんが私よりうんと後に生まれてきてくれていてよかった。これが同世代だったら、絶対にリアコだ(覚えた言葉を使ってみたかったんだけど、これで合ってる?)。noteどころか仕事まで手がつかなくなってしまうところだった。危ない、危ない。
そんなわけで、想像もしていなかった「やりたいこと」が叶ってしまった。自分で選んで計画して実現していくのもいいけれど、こんな風に予想もしていなかった夢の実現もいいなぁ。さて、次はなにをしようかな。
60までにやりたい30のこと、残り28。
▶️還暦カウントダウン1/30