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(日本のアマルフィ)雑賀崎に宿泊してみた

前回の記事はこちらからどうぞ↓

和歌山県はとても広いし、私も土地勘がない場所ではありましたが、目的地の雑賀崎(さいかざき)は、JR和歌山駅からは車で30分ほどです。


最近は、いっせいに皆が同じ観光地へ押しかけるのではなくて、自分が「これだ!」と思ったところに旅するのがニッチさとこだわりがあって、いいんじゃないかな?と思ってます。


みんながみんな、同じところに押し寄せなくてもいいんです。


そして、お金のかけ方も、たくさんかけたからといって満足度が上がるわけでもないので、要は自分が行きたいところをどれだけ知恵を絞ってプランニングするかに、かかってくるんです。


自分が本当に行きたいところは?と、アンテナを張る事が大事かな?

推し活でもいいし、ロケ地巡りでも聖地巡りでも、ただ、自分の好きなところへ。


行きたくなるところは突然やってきます。


もちろん何だかのメディアで紹介されたりして、そこを知ったりするんだけど、私は「雑賀崎」を3回くらいあちこちで目にして、あー!これは行くべきだなと思ったのでした。


雑賀崎のお宿も、まだ昨年オープンしたばかりで、パッと見て泊れたらいいなぁなんて、思っていてダメ元でメールしたら、泊りたい日程で空いていて、そんな偶然も重なって雑賀崎に来られたのでした。

最初は、和歌山駅前のビジネスホテルに泊ろうかなと思ったのですが、結果この宿にゆっくり2泊できたことで、雑賀崎を堪能出来たかな?と思っています。


このお宿は一棟貸切りなので、1人~4人まで宿泊できます。私はひとりで一軒家丸ごと利用させていただきました。


夕食は火曜と土曜の、漁がお休みに日にしか提供出来ないそうですが、運良く火曜日宿泊でした。ラッキーです。


ただ、宿泊しないと捕れたての魚料理は食べられないので、今後は雑賀崎で捕れるお魚料理のレストランを別棟に準備中ということです。

私の旅の楽しみは美味しい食事と、お酒なので今後何か、ゲストハウス繋がりでイベントなどを開催出来たらなぁーなんて夢を抱いています。



世界遺産の熊野古道はま反対側なんですねー。
雑賀崎バス停、和歌山駅からは1時間に1本です。

バス停からすぐに階段の路地があり、細い路を7分くらい降りると港が見えてきました。

降りるのはよいけど、上るときは階段はなにげにきつい


でも、波はなく海はおだやかで、日本のアマルフィが水に映るのがとても素敵です。

漁はもう終わったようで港に船が停泊しています。


今日から2泊するお宿は、雑賀崎港の町のど真ん中にあります。

【Fisherman’s Table & Stay 新七屋 (しんちや)】さん

漁師町である雑賀崎に、2021年オープンした新しいお宿です。池田さんは代々漁師を営む家で育ちましたが、20代は東京などでサラリーマンをされていたとか。

Uターンして奥さまといっしょに雑賀崎の漁師の暮らしを次の世代に繋ぎ、「日本の漁業を元気にすること」を目標にされたいという思いがあるのだそうです。

後で聞きましたら、シーナと一平の運営に携わっているオーナーとの縁があり、やはり来るべくして来たところだったのだなぁと思いました。

アマルフィだけあって、雰囲気ありますね。

ここから宿は路地を入ってすぐのようですが、
Googleマップ苦手な私はけっこうぐるぐるしました。
でも、このクネクネ細い路地は私の大好物です。
実にいい!

狭い路地はワクワクします。生活の距離感が近いので、ちょっとお邪魔しますみたいな感じで歩きます。
床屋さんですね。路地のレトロ感にマッチしています。
あ、もう宿に着いてしまいました。メールで確認しましたら、お電話してくださいとの連絡が入っていました。
迷路のようですね。
懐かしいタバコ屋さん(営業はしてないのかな?)


何件か先のお店なのでしょうか?今日は休み。


新七屋はひいおじいさんの屋号(新七)からとった宿名とのことです。
新七屋さんの玄関前です。きりっとしていますね。電話をしたら宿の奥さまが来てくださいました。


1階リビングは映画なども見られるスクリーンも備え付けられています。
簡単なキッチンもありました。
洗面所
ちょっと急な階段を上がると
2階の寝室です。シーナと一平の和室の雰囲気に似ていました。→落ち着きます。
私はたいていこの椅子に座って、本を読んだりしていました。
電子レンジはおしゃれなバルミューダ!
窓から見える外の木々と提灯ライトが幻想的です。


一軒丸ごとわたし、ひとりだけのお宿です。こんなぜいたくなお宿に2泊させていただきます。

           つづく。

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