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猫派?犬派?



先日、渋谷区広尾にある山種美術館で、開催された
「犬派?猫派?」の展覧会へ行ってきました。

あまりにも暑かったので、恵比寿駅からバスに乗ってしまいました。(徒歩だと10分)

私は完全に犬派です。
40年前、実家に居たときは、「ランス」という雑種犬を飼っていて15歳まで生きました。

今は、家を留守することが多いので、犬を迎え入れる覚悟がありません。

館内は、写真はNGで、2作品だけは撮影OKでした。
展示風景より、長沢芦雪《菊花子犬図》
展示風景より、竹内栖鳳《班猫》

動物は人間と違ってじっと動かずというわけにはいかないでしょうけど、どの絵も躍動感あふれていて、ワンチャン、ネコチャンに癒されました。

藤田嗣治さんの作品、「Y夫人の肖像」は、猫とくつろぐ婦人の絵画で特に印象が強かったです。

藤田嗣治さん、日本人として生まれフランス人として亡くなり、レオナール·フジタという名もお持ちです。
藤田氏はフランス人、日本人含めて5回結婚されたそうです。何回結婚されても、この人を離すまい!と、その都度思われたからこその、5回だと思うのです。

絵を見ながら、芸術家の気持ちや、背景を想像するのも楽しいですね。

私は絵心もなく、描くことも苦手ですが、観るのはすきです。

映画もそうですが、観ることによって自分の気づかなかった感情などを知るきっかけになると思うのです。自分のことさえ、よくわからないものですよね。

そして、職場のシーナと一平の近くで歩いて行けるところにある、「佐伯祐三アトリエ記念館」にもおじゃましました。

パリの街角を数多く描いた洋画家・佐伯祐三が、大正10年(1921年)に建てたアトリエ付き住宅の跡で、現在は改修・保存したアトリエを展示室として公開されています。ほとんど絵画はないのですが、住宅街の緑に囲まれた公園内にあります。迷路のような住宅街の中にあるため、かなり迷いました。ご近所の方に、場所を聞いてやっと、たどり着きました。(Googleマップが読めない女です)

佐伯祐三さんは、奥さんと一人娘を連れてパリに渡り30歳の若さで亡くなっています。
この方は結婚1回ですが、一人娘も結核で亡くしてしまっていて残された米子婦人が、ここに住んでいたとのこと。

なかなかのイケメンさんだと思いません??
新宿区下落合の風景画
こちらの絵は、「郵便配達夫」
東京国立近代美術館で、とても印象に残った作品でした。

↓↓

絵を観ていると、世界中を旅した気分になれます。
小さなアトリエが点在している、新宿区です。時間があるときに、あとの2つの記念館にも寄ってみたいです。

※ちなみに、タイトル画像の犬は、友人のお宅で飼っているラブラドールの(くま)3歳!です。大型犬に憧れている私です。

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