モニュメントバレーとカレーメシ
アンテロープキャニオンを出て雨に降られちゃったけど、すぐ乾く砂漠。何故か顔のほっぺも顎も、かっさかさ。さすが!砂漠。
そして走り続け、車窓からモニュメントバレーの山々が見えてきました。
このツアーが素晴らしい!と思った理由は、1泊目にモニュメントバレーの名門ホテル『ザ·ビューホテル』に宿泊できるとあったからです。
モニュメントバレー側に客室すべてが向いていて、各部屋にテラス付きです。
90部屋しかないので、予約が取れないこともあり、私はアップグレードしてやっとお部屋を確保しました。9人のツアーのうち、二組はここのホテルではなく別のホテルでした。
モニュメントバレー区域に入る前に、トムに
「お願い!コンビニに寄ってね」
とトイレ休憩でもないのにある目的で寄ってもらいました。
大西部を代表するアメリカの原風景ともいわれる、モニュメントバレー。
ここは先住民族(ネイティブアメリカン)が統治する、いわゆるインディアン居住区でアメリカの州などとは全く異なる特別自治区なんですね。
ナバホの聖地、モニュメントバレーでは
アルコール類は販売禁止。さらにモニュメントバレーの外でも、ナバホ居住区内であればホテルでも売ってないのです。
わたし酒のことだけは調べていたので、ツアーでご一緒の方たちに、それを話したところ!皆さんビックリされて!
「えーっ!ホテルでも売ってないの?」
「お風呂上がりに一杯いきたいよね」
などの声多数。
寄ってもらったコンビニで、皆さんとビールを買うことになりました。
なんか、1日くらい!我慢すればいいじゃん的なものは、私を含めてなんですが
皆さん無かったです(笑)
おかげでビール飲めますと感謝され、くれぐれも空き缶持ち帰ってくださいね、お忍びですからね。とアル中仲間同士、目配せし合いました。販売してないだけで観光客が部屋の中で飲むのはオッケーです。
さて、モニュメントバレーの敷地内に来ました。
荒野の決闘ごっこをしたくなるほどの絶景です。
よく、若い子たちがやっているジャンプの写真を何度もトライしてトムに撮ってもらいましたが、悲しいことに全然飛べていませんでした!!
あ!ここも写真撮りたいですと言って撮ってもらったら
うーーーん、、、、なんか違うなー。
こんな記念写真を撮って夜はナバホ族の方が伝統衣装をまといながら躍りや歌を披露してくれるキャンプファイアーに参加。
この夜は、夜中に激しい雨と風、雷もゴロゴロとなっておりまして、果たして朝日は見られるのか?
もしかして、この天気じゃ無理かもね?
と半ばあきらめて、バスタブに入浴剤入れて
思いっきりくつろいで睡眠。
わたし、ここでミスをしてしまいました。
アリゾナ州?ユタ州?とにかく時差がありまして、今日はこの地区を行ったり来たりしていたので、腕時計を戻したり進ましたりと慌ただしい。ガイドのトムから、明日は6:47分頃日の出、と言われていたのですが、その時点で合わせていなかったため、起きたとき!
すでに薄暗く、
もう少しで、すっかり陽が昇るとこでした。
年寄りの勘で目が覚めたのはようござんした。
ここの、テラスの出入口の鍵の開け方が、わからず(二重ロックになっていまして。)むちゃくちゃガチャガチャして、ガラスをぶち壊しそうになりました。明るくなってきたので、焦りまくりでやっとテラスに出られたら!
完璧な、モニュメントバレーの朝。
日本から持参した「カレーメシ」はモニュメントバレーにふさわしく、少しピリ辛、でもエネルギーが沸き上がる朝食となりました。
つづく。