早乙女さちえ

26歳OL 読書記録/展覧会レポート/エッセイ 適応障害で休職経験あり 書くことを仕事にしたい!

早乙女さちえ

26歳OL 読書記録/展覧会レポート/エッセイ 適応障害で休職経験あり 書くことを仕事にしたい!

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【自己紹介】早乙女さちえと申します

初めまして。早乙女さちえと申します。 初投稿ということで、自己紹介をさせていただきます。 文章を読むことや書くことが好きで、ゆくゆくは書くことを仕事にしたいと思い、始めました。 まだまだ拙い文章ですが、多くの方に読んでいただけるように努めていきます。 よろしくお願いします。 基本情報 1998年生まれ、25歳 ・大学卒業後、総合職でIT企業に入社 ・適応障害で休職を経験 ・滅多に怒らない穏やかな性格、HSP 早乙女さちえの3つの柱 私のnoteでは、以下の3つの

    • 【読書記録】小林弘幸『整える習慣』

      コロナ禍で誰もが抱えてしまったストレス。 私自身もそれにより大きく体調を崩してしまった。 2024年になった今では、様々なことが元に戻りつつ、でも完全には元の生活には戻らない。 率直に、あと2〜3年早くこの本を読みたかったな、という感じ。 特に第7章「ストレスには正しく対処するーメンタルの整え方」と第8章「自分のタイプを知るー自分らしさの整え方」は、自分と自分のメンタルを整える方法が色々あると知ることができた。それだけでも、なんだか良い意味で逃げ道があると思えて気持ちが楽

      • 【エッセイ】性格診断

        人事の仕事を少ししているので、その関係で試しに性格診断を受けてみないかということになった。 就活生時代に受けたものとほとんど同じらしい。 結論から言うと、大当たりすぎてびびった。 分析結果を見て、「あー、確かに、私ってそうだわ。」と本当に納得できるコメントばかりだった。 そして、今までの体調不良の原因も明確にわかった。 「着実さ」や「コツコツ」を好む私にとって、以前の業務は合わない仕事内容や上司・同僚だったようだ。 ゼロからプログラム書いてといきなりと言われて、燃

        • 【エッセイ】マルチタスク

          マルチタスクをしないようにしている。 いわゆる「〜ながら作業」。 様々な本などに書かれているが、人間の脳にとって複数のことを同時進行するのはかなり負担がかかり、難しいことらしい。 脳が疲れる原因も、それだと。 「仕事ができる人はマルチタスクができる」というのは誤りで、実際のところは切り替えが速くできて上手なのだと。 確かに色んなことを同時にやっているとやたら疲れるだけでなく、結果としてどれも中途半端になる。 だから仕事だけでなく、日常生活でもマルチタスクをしないよう

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        【自己紹介】早乙女さちえと申します

          【読書記録】井上新八『続ける思考』

          何でも続かないと悩む人は、多いと思う。 続けることを難しいことだと捉えないで、いかに簡単にやれるようになるかを説いている。 正直な感想を書くと、この本を読んで「よし、今から頑張るぞ!」と思える人は、そもそも読む必要無かったんじゃないかと思う。 「毎日」「例外を作らない」「少し」「ちょっとだけ」「意識」など、人それぞれ何かしらのひっかかっる言葉があって、それだけでもやってみようと思えたら、十分なのかなと。 タイトルからして意識や考え方についてが中心なのかと思っていたが、

          【読書記録】井上新八『続ける思考』

          【エッセイ】自分をほめる

          自炊した、えらい。 掃除した、えらい。 残業した、えらすぎ。 当たり前のようなこと、ちょっとしたことでも、自分をほめる。 たまには、コンビニスイーツとかビールとか、ご褒美もあげちゃう。 そうやって少しでも毎日を楽しく過ごす。 こういうことが、自然とできるようになっているのが嬉しい。回復しているんだなって思える。 ひどいときは何もできなくて自己嫌悪になって、負のループだったから。何しても喜べなかったから。 良いことがあればその日はぐっすり眠れる。悪いことがあったら耐

          【エッセイ】自分をほめる

          【読書記録】小林弘幸『はじめる習慣』

          あまり難しい言葉を使わずに、今すぐはじめられることについて書かれている。 はじめることに対するハードルを、とにかく低くする。これが一番大事だと感じた。 むしろ、はじめよう、なんて思わなくてもいいのかもしれない。目の前のことをやってみる、と言い換えられる。 誰もが考えたり経験したりしたことのあるような例を多く挙げられており、共感もしやすい。 塵も積もりに積もって山となったストレスを少しずつ削ることが、いわゆる自律神経を整えることに繋がっていくのだとわかった。 目に見え

          【読書記録】小林弘幸『はじめる習慣』

          【エッセイ】花粉症…?

          久し振りの投稿となってしまった。 というのも、2月中旬頃からなんとなく体調不良が続いていた。 復職してしばらくは時短勤務をしていたが、経過も順調ということでちょうど2月からフルタイム勤務に戻した。 精神的にはかなり落ち着いて過ごせている。 そのため体力的な疲労が溜まっているのだろうと、早く寝るようにするなど簡単な対応はしているつもりだった。 それでも、なんか調子が回復しない。なんなら悪化している気がする。 特に頭痛がひどくなり、仕事を休んでしまうこともあった。 テレビ

          【エッセイ】花粉症…?

          【エッセイ】日記をつける

          中学生くらいから、かれこれ12〜13年ほど日記をつけている。 日記と言っても、毎日は書いていない。何かあった時とか、時間がある時だけ。「何の制約もつけないこと」を制約としてやっている。強いて言えば手書きにはこだわっている。 正直家族にも恋人にも見せられるものではないが、記憶を整理したり、気持ちを整えたり、自身を振り返ってみたりするのに大いに役立っている。 愚痴などは人に話してもあまり良いことはないと思うので、自分だけの世界に留めて吐き出すのがベターなのかなと思う。 落

          【エッセイ】日記をつける

          【エッセイ】直感

          なんとなく、喉に違和感。痰が絡むような感じもする。 まあでも、発熱はないし、鼻風邪かな?と思っていた。 早く治したいから薬をもらいに行こうと思ったのと、数日前なんとも説明し難い胸のざわつきを感じたので、直感を信じて受診。 発熱はないとはいえ、病院では数日間の行動など色々尋ねられた。確かに人混みには行ったし、たまたま会った友人が若干風邪っぽかった。(多分そこでもらった説が有力。) インフルエンザとコロナの両方を検査して、コロナが陽性。 症状が軽すぎるので、まず疑った。

          【エッセイ】直感

          落ち着いていたメンタルが、ほんのちょっとした一言で崩れそう。

          落ち着いていたメンタルが、ほんのちょっとした一言で崩れそう。

          【エッセイ】自分で自分を整える

          精神的に調子を崩し何をするにも億劫だったのが、最近ではもっと活動的になりたいと思えるようになってきた。もちろん、無理は禁物だが。 運動不足解消に何かしようかな、お金と時間に余裕があったらネイルも買い物もしたいな、とやってみたいことが次々と出てくるようになった。 noteを始めようと思ったのもその一つだ。 読書や美術鑑賞が好きだから、何か記録に残せたらいいなと考えた。文章を書くことも好きなので、せっかくだから発信してみようと思い立った。 また、自身の休職経験を書くことで

          【エッセイ】自分で自分を整える

          【エッセイ】休職中の過ごし方②「読書」

          「何もしない」でいると、個人差はあると思うが少しずつ気分が落ち着いてくると思う。 ひとまずはゆっくり過ごした上で、先のこと(復職など)を考えて行動を始めてみるのも過ごし方の一つだ。 何をしようかと迷った時におすすめなのが、読書だ。一人でペースを守りながらできるからだ。さらに、集中力がどのくらい回復しているかを確かめる指標にもなる。 場所は自宅でも良いし、出勤を想定して外に出てみるのでも良い。散歩がてらカフェに行くのもおすすめだ。 最初は気が向いた時から始めてみよう。理

          【エッセイ】休職中の過ごし方②「読書」

          【エッセイ】休職中の過ごし方①「何もしないこと」

          「仕事しなくて暇じゃない?何してんの?」と、けっこう言われた。やはり日中普通に仕事をしている人にとってはそう思われがちである。 でも、休んでいる間は何もしないのが、正解。 ストレス要因を徹底的に排除して、リラックスできることが第一である。 横になって天井を眺めてるだけでもいい。 自然と回復するのを待つのみ。 なんとなく調子が良くなれば、少し散歩してみると意外ともっと気分が良くなる。体を動かすのももちろんだが、空が晴れているだけで気持ちが明るくなるし、心にゆとりがある分

          【エッセイ】休職中の過ごし方①「何もしないこと」

          【読書記録】原田マハ『楽園のカンヴァス』

          あらすじ『暗幕のゲルニカ』に続いて読破した長編。 アートファンの方はもちろん、アート初心者の方にもお勧めできる一冊。 序章を読んだ時点ではややとっつきにくいような気もしたが、これもまた読み進めていくにつれてどんどん引き込まれていく。 アンリ・ルソーという画家を知っている人は多くはないのではないかと思う。私自身、いくつかの展覧会でルソーの作品を鑑賞したことがあるが、異色を放っているのは明らかであった。確かにピカソたちによる革新的な時代の潮流の中で見れば不思議ではないのかもし

          【読書記録】原田マハ『楽園のカンヴァス』

          【読書記録】原田マハ『暗幕のゲルニカ』

          あらすじ書店で原田マハ作品を眺めているなかで、裏表紙のあらすじを読み、気になって購入。 以下の記事にあるように原田マハ氏の小説にハマってしまった。 『暗幕のゲルニカ』は長編で読み応えはありながらも、展開が気になりどんどん読み進められる。 ドラ・マールと瑤子、2人の女性の視点から紡がれる物語。 時代や職業、立場は違えどゲルニカというピカソの作品に対する思いが共通してあり、それが二人を突き動かしている。ドラも瑤子も、意志の強く行動力のある人物である。 激動の時代の中で、ア

          【読書記録】原田マハ『暗幕のゲルニカ』