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朝活ランをしていたら盛大にこけました
先日、朝活のランをしていたら盛大に転びました。
ランを始めてから、これまでも何度かつまづく程度のことはあったのですが、昨日は
両ひざ
手のひら
流血
へこみました。
そこでランを取りやめました。
実は私はランより散歩のほうが好きで、何時間でも歩いていられます。瞑想に近い感覚があるからです。よって即座に散歩に切り替えました。
3キロの海沿いの街を走っていたので、そのまま広大な海を見ながら3キロの道のりを引き返す。
昔、歩きながら日本を横断している人の話をメディアで聞いたことがあります。その人はなぜ自転車でもなく、車でもなく、徒歩で日本を横断しているのか、という問いに対して、
「歩く速度でしか見えないものがある」
と、おっしゃってました。
散歩好きの私は、そのことを実感しています。自転車でシャーと道のりを歩いていくと、道端にある木々や家や街並みの変化、お店の変化などに気がつきにくい。でも徒歩のスピードであれば、周りの景色をゆっくりと観察しながら歩くことができるのです。だから変化にも敏感になる。一つ一つの出会いに敏感になる。何かこう人生の味わい深さみたいなものが、散歩にはあります。
これが散歩→ラン→自転車→車の順に、感じにくくなるのです。ようは、スピードです。
短時間で、一気に距離をいくことが良いときは車が最強。
あじわうときは徒歩が最強。
昨日の、帰りの3キロでは得難い体験をしました。
広大な海、広大な空を眺めながらの散歩は、ランとはまた違う爽快さがありました。呼吸も深くなりました。
人生、何かハプニングが起きたら、切り替えが大事。
そして、歩く速度でしかみえないものがある、、というのは、人生においても同じだと思うのです。手っ取り早くいけば早く結果が得られるけど、地道にコツコツゆっくりいくときに得られたものを、逃していることも少なくない。
哲学を知れば、どんな経験からも学ぶ、脳の回路ができあがります。
人生が豊かになります。
両足を流血しながら、気持ちよさそうに歩く私の姿は、なんとも奇妙に映ったことでしょう。