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【海外でも注目】仕事ができる人の「共感力」を高める3つの方法
今日は、世界中のビジネスパーソンの間でも重要視されている「Empathy gap(共感格差)」について解説していきます〜!
「共感力」=仕事の新しい物差し
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今回押さえておきたいワード「Empathy gap(共感格差)」
=認知バイアスの一つ。
人が自分以外の他人の経験や感情を理解したり、共感したりすることが難しいと感じることを表す言葉。
実は、この共感格差があると
日常はもちろん、仕事でも円滑に進めていくことはむずかしくなるんです。
「共感力」というと、仕事のスキルとしてはあまり重要じゃないと思う人もいるかもしれません。
でも、海外でもこの「共感力」が仕事の大切なスキルとして注目されています。
会社では、社員同士だけじゃなく、社長やリーダーにも共感力が必要。
今、世界中で経済が混乱している中、
この共感力はリーダーにとって特に大事なスキルなんです。
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海外のレポートによると、
CEOを「共感的だ」と感じている人事担当者は68%
(これは、調査開始以来の最低レベルなのだそう ......。)
一方で、CEOの92%は人事担当者のことを「共感的だ」と評価しているという、まさに共感のすれ違い。
このギャップが、今、職場の新しい課題として浮かび上がってきています。
こうやって職場で、共感格差があればあるほど
「自分の話を聞いてもらえてない」「わかってくれない」というモヤモヤは募り、離職率も上がる可能性大。
だからこそ、このギャップを埋めるのが企業にとっても重要になってきているんです。
では、「共感力」を高めるにはどうしたらいいのか?
共感力を高める3つの方法
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その1:共感のトレーニングをする
「共感力なんて、生まれつきでしょ?」と思っていませんか?
実は違うんです。
エンパシー・トレーニングというものもあって、
他人を気遣ったり相手の話を聞いて理解したりすることを積極的に学び
共感力は鍛えられるんです!
海外では、会社で年に1回、このトレーニングのワークショップを開催することが推奨されています。
毎日の会話も、メールのやり取りも、全てが共感力を育てるチャンス。
相手の表情を読む、言葉の間を感じる、気持ちを想像する。
そんな小さな心がけが、大きな共感力につながっていくんです。
その2:柔軟性を取り入れる
面白いデータがあります。
従業員の96%が「フレキシブルな働き方」を、最高の共感表現だと感じている。
でも実際に「フレキシブルな勤務時間」を導入している会社は39%だけ。
ギャップがありますね。
つまり、会社側が「柔軟性を取り入れる」ことが
従業員に対して
「あなたの気持ちを理解しています」
「あなたを気遣っています」と伝えられるいちばん簡単な方法。
個人レベルでも、相手が何をいちばん求めているのかを理解して
それを提供できるのがいいですね!
その3:セルフケアをする
セルフケア……?と、意外に思えるかもしれません。
でも、実は重要なこと。
他人への共感を高めるために、まずは自分を大切にするんです。
自分の心が疲れていては、誰かの気持ちに寄り添うことなんてできません。
常に共感力をもつためにも、
自分の心の健康を守っていきたいですね。
あなたの「聴く力」が、職場を変える
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フリーアナウンサーとして11年。
数えきれないインタビューを通して、わたしが学んできたこと。
それは、「相手の言葉の奥にある気持ち」を感じ取ることの大切さです。
ある日の収録でのこと。
若手のアーティストの方が、緊張のあまり何度も言い直しをしていました。
その方の目の動き、表情を見ていると、思いが伝わってきたんです。
「きっとこの収録を全力で頑張りたいんだな〜」と。
そこでわたしから声をかけました。
「ステキな表現ですね」
「ゆっくりで大丈夫ですよ〜」
すると、彼の緊張していた表情が、少しずつほぐれていって
最後には、最高の笑顔でインタビューを終えることができたんです。
相手の気持ちを理解すること。
その人の立場に立って考えること。
難しく考える必要はなく
「今、この人はどんな気持ちかな?」
「どうしたら安心できるかな?」
そうやって、ちょっと想像してみるだけで「共感力」につながるのかなと思います。
みんなで少しずつ気持ちを分かち合えれば、 学校でも、職場でも、きっともっと一人一人が楽しく過ごせるはず。
わたしも、改めて磨いていきたいスキルです。
今回の内容も少しでも参考になればうれしいです。
きみに幸あれ!
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(※こちらでは博多弁でしゃべってます。笑)