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子どものマスク、2年間ウレタンでした
家の中で子どものマスクが行方不明になり、探しても探してもないので、諦めて購入しようと思った。2年間愛用したマスクだったので、同じものにしようと、プレゼントしてくれたママ友にラインをする。
すぐに、これですよ!とURLを送ってくれたので見てみると、衝撃の文字が…。素材がウレタンと書いてある。
え?これウレタンなん?
ずっと気が付かずに使っていた。確か不織布や布マスクと比べて飛沫の防御効果が弱いということで、世間から人気のなかったウレタン。繰り返し洗って2年も使った。最初は嫌がっていた子どもも、今や店に入るときは、「おかあちゃん、マスクしなくていいの?」と聞いてくるレベルまできている。
仕方ないので他のマスクを探してみる。子ども向けのマスクを順番に見ていくが、「息苦しくない」とか「冷感」といったキーワードが並ぶ商品はもれなくウレタンだった。結局市場で出回るほとんどの子どものマスクはウレタンなのではないか?と疑うようになってきた。
広告は正しい。ウイルスカット、や微粒子ブロック、といった対外的に防御効果が高そうな言葉は絶対に出てこない。いやー参りました。
ちょうどラジオで、過去に起こった大変なことや失敗を挽回しようと今ジタバタしている、みたいな話が流れていて、ふーんと思っていたが、マスクに関して、挽回もくそもないですね。世の中、知らなかった方が良いこともある、に一票。感染しなかったのは運がいいだけだと思います。
本人もウレタンマスクに愛着があるのか、結局布マスクを買ったのに、「こっちにしようと」と言っても「今のがいい」と譲ってくれない。勝手に捨てたら怒りそう。この2年、年齢的にマスクがつけられるようになってから毎日つけている。もはや一心同体。このままノーマスク生活に無事復帰するのか。ウレタンでもないよりマシですよ!という広告、お待ちしています。