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日帰り旅:身延山へお参りする~思ってたんとちゃう!~

いつもお世話になっております。
するめでございます。

亡くなった父を許す旅に出かけよう!という心の整理をつけて日帰りで身延山へお参りしに行きました。


朝のはよから出掛けます。
月が出ている!!とテンションブチ上げながら、煙草を吸う。

左側に喫煙所があるんだよ。

身延山までの道のりは、JR清水駅 - 富士駅で乗り換えて身延線。
身延線 富士駅 - 身延駅でバスに乗り換えて、身延山まで。

富士駅だけ撮った。清水と身延は撮るの忘れる。

身延駅で友達と待ち合わせしていたのですが、電車とバスがキチンと連動されていて、バスは待つことなく出発し、本来は、身延山で降りるはずが、総門で降りてしまったのが、波乱の幕開けでした。

バスを降りる時に運転手さんが友達に何か言ってるな~と思って降りて聞いてみると「身延山はまだ先ですが、いいですか?」とのこと。

まだ先か~!!と「間違えたてへぺろ!」と言うと「まぁバスの中だと話せないからいいんじゃない?」と優しい友達。

友達が歩きながら「日蓮宗のこと勉強しようと思って、びじゅチューンで探したけど、空海のことしかなかった」と言ってたので、日蓮宗のことを教えると「ほうほう」と頷いてるけど、多分、分かりづらかったのかなと思う。

程なくして、身延山到着

立派な山門です。

入ろうとした時に、おじさまが大きな声で「南無妙法蓮華経~」と唱えてたのに友達はおもっきり萎縮し「するめ!唱えてからじゃないとダメなの?」と聞かれたので「気持ちは、心やで」と教えるも、一礼してから入る律儀な友達。

待ち構えていた階段。

こんなん登れるわけない。

もっと長く続く階段だったのですが、途中で断念して、山道から上がると・・・。
大汗かきの2人は久遠寺着いた時にはもう汗だらけで死にかける。
心拍数と汗が酷すぎて、休憩する。

これから、身延山山頂まで登山するというのにこれで大汗かいてたらヤバくないか?と思いながらも、西側コースへ向かう。

西側コースは、平坦な道が多いとのこと。
日蓮聖人御廟所をスタートして、山頂まで登っていくことに・・・。だが、久遠寺まで着いて、日蓮聖人御廟所の場所が分からない。

道行く人に聞いても「私は分からないな~」と言われる。

そして母に電話して「分からんねんけど!」と言うと「身延山には登ったことないから分からん。いつも登ってたの七面山やで!」と言われる。

えっ・・・・?

小学生の頃が最後で、記憶違いをしていたの?

いやいや!奥之院へ登って行ったの覚えてるよ!!と思ってシッカリ調べると、七面山から途中に分岐されていて、身延山山頂へ行けるみたい・・・。

「ふ~ん」と言って母との電話を切って、Googleマップを頼りに日蓮聖人御廟所を目指す。


こんな感じが西コース

友達は、長野県出身なので山登りの仕方をちゃんと知っているので、休憩しつつ、時間配分を考えて登れるので安心しながらも、どんどん登っていく。

友達は、前働いていた会社の同期で、いわゆるブラック企業で働いていた同志ともいえるが、性格が物凄く似ているので、共感することが多く、今も仲良くしてくれている。

そんな友達と山登りしたので、前働いていた時の話で盛り上がる。

「えぇー!そんなことあったの?」とかって話しをしても、しても、キツイ。

ぜいぜい言いながら「ほんでさ~」と話しをしても途中で何を話ししたかったか忘れる。

「酸素が薄いよ~」「頭痛いよ~」と言いながら、休みながら登っていく。

茶屋とかもない!ベンチも全然無い!
地べたに座りながら、汗を拭いていく。

やっとたどり着いた松樹庵は天空のお寺と書いていて、眺めが綺麗だったが、それ何処とではない。

めちゃくちゃ疲れて、ベンチで休みながら自家製のおにぎりをむしゃむしゃ食ってると「疲れてるのに、よくご飯食えるね」と驚かれる。

「ご飯は、すぐにエネルギーになるから!」と笑うと、微妙な顔をされる。

多分、2人とも疲れてる。

もう、ここで諦めようか考えていた。
疲れたし、登り切れるか分からん。
しかも、午後から雨の予報だから、山頂だとすぐに降るかも。

とか、色々考えた末「よし、行くか!」とまた登りはじめる。

するめが「後ろ向きで登ると、登りやすいって言わない~?」と言いながら後ろ向きで登ってると、友達に「絶対にそれ辞めた方がいい!!」と心拍数を測ってるのか、胸を押さえながら言われる。

山登りの時は、長野県民の言うとは、聞いた方がいい。

そして、怖い話大会を開催する。
周りに登山している人は全くおらず、貸し切り状態だったので、好き勝手やり始めるするめ。
怖い話が終わった後に友達が「怖~い」と言うと、するめが「怖がってくれてありがとうね」とお礼をいう謎の儀式も始まる。

ここら辺で、千本杉はどこじゃ~!と思うがまだまだ、先。

父を許す旅は、まだまだ続く。

ほんだらまた!

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