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映画感想文「ふれる」離島育ちの少年達の東京上京物語。キュンキュン多し

あー、そういうこと、あるよね。

とは思う。

海に囲まれた離島で育った3人の少年。

アキ(永瀬廉)、リョウ(坂東龍太)、ユウタ(前田拳太郎)。彼らは手を触れ合うだけで、互いの考えていることが読み取れた。まさに以心伝心。

邪心のない子供時代はそんなこともあるだろう。

島に代々伝わる「ふれる」という生き物に繋がれ仲良く育った少年たちの東京上京物語。

20歳になって東京へやってきた彼ら。古い戸建てを借り共同生活を始める。そこで起こる挫折、恋愛、将来の夢、才能の目覚め。様々な出来事が次々と彼らを襲う。

一喜一憂している彼らはとても美しい。

そして「いつまでもこのままで」いたかった彼らを引き裂く事件が起きる。

いつかは起こる別れ。

青春とは、周囲で見守る分には美しい。

そんなキュンキュン映画である。

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