映画感想文「ツイスターズ」エンタメ感満載娯楽作。映画館で映画を観る、におすすめ
ハラハラどきどき、映画館で観るべき迫力満点。
ハリウッドのヒットシナリオのセオリーを全て押さえた、バランスよくてんこ盛りの娯楽作。巨大竜巻の迫力満点CG映像、ほのかな恋愛要素、友情、喪失と再生、成長。
あっという間の2時間で楽しめた。
米国オクラホマ。次々と巨大竜巻が発生する災害エリア。そこで育ったケイト(デイジー・エドガー=ジョーンズ)は気象学の博士号を持つ才媛。
自然災害の被害から住民を守ることを使命に研究を重ねていた。しかし悲しい事故からトラウマを抱えていた。
そんな彼女が出会ったのは、竜巻の追っかけをしている、YouTuberのタイラー(グレン・パウエル)。軽薄な言動の彼に最初は呆れるケイトだが、徐々に彼の前向きさに救われ、見た目とは異なる「いい奴」ぶりに惹かれていく。
そんなある日、いままで体験したことのないような巨大竜巻がケイトの故郷を襲う。彼女は故郷を救うことができるのか。
ともかく映像の迫力が凄い。映画とわかっちゃいてもハラハラドキドキ。
そして適度なヒューマンドラマ感とラブロマンス感が心地よい。てことで、心に残るBest10とかには選ばれる深みはないが、映画館代分のエンタメを堪能できる良作。
またケイトの掲げる、竜巻をやっつけるのではなく、乗りこなす、という自然災害との共存スタンスが今時で新鮮だった。
映画館で映画を楽しみたい人におすすめ。