映画感想文「ロスト・フライト」ハラハラドキドキの定番、安心して映画を楽しみたい人向け
ハラハラドキドキ楽しめる定番映画。
操縦の腕はピカイチ。なのにマイルールで行動するため会社では高い評価を得られない破天荒機長(ジェラルド・バトラー)。
彼の操縦する飛行機が天候不順で不時着。なんとそこはゲリラ組織が支配し法律が及ばぬ無法地帯の島だった。
乗客の命を抱え絶体絶命の危機。彼はどう乗り越えるのか。
というストーリー。
ありがちな設定だが、主役のジェラルド・バトラーの引力でなかなか楽しめる。演技なのか、いや持って生まれたものなのか(個人的には後者に軍配を上げたい気持ちなんだが)、彼の肉体や存在から溢れ出る、この人がいれば大丈夫、な感じの説得力がすごい。
背格好は確かにガッチリしてる。しかし、ガタイのいい人ならハリウッドには他にもいくらでもいるだろう。だから単に屈強、というだけではないのだ。
彼が放つのは、信頼感だ。この人は負けないよね。最後まで諦めないよね。私たちを裏切らないよね。という信頼感。これがある。
そんなわけで、安心して観れる作品だ。
変な捻りもない王道映画(褒めてます)。映画ってこういうのだよね、を楽しめる。
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