映画感想文「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」ちさと&まひろの殺し屋コンビが最高だ
初めて視聴。
これが映画3作目だという。いや、むちゃくちゃ面白い。
若い女の子の殺し屋コンビ。しかも普通のZ世代若者的なゆるさと「今どきの若者は‥」感満載。ちさと(髙石あかり)とまひろ(伊澤彩織)。殺し屋の悲壮感はないけど、やる気なく見えてそんなことなし。仕事に対する責任感強く、自分の仕事にプライド持ってて、なんだか素敵だ。
そして、何よりそのゆるさの反面、アクションが切れ味最高でカッコいい。
元々ただの可愛い女優さんじゃない髙石あかりのファンだ。癖ある役を嬉々として演じてるのがいつもチャーミングだ。
だけど、本作。髙石あかりのアクションも、変顔も凄いんだけど。コメディとシリアスの使い分けもさすが女優さん、なんだけど。
何よりコンビの伊澤彩織のアクションがただ者じゃない。ストーリーよりそっちが印象に残り、え?普通の女優さんじゃないよね?と映画観てる間もうずうず。思わず映画館出てすぐ、携帯でググった。
「キングダム」「るろうに剣心」にもアクションででているらしい。やっぱりあの切れ味の凄さはただ者ではなかった。痺れるカッコよさだった。本作ですっかりファンになった。このまま女優とアクションの両輪で頑張ってほしい。
そして2人と戦う相手役に池松壮亮。何考えてるんだかわからない感が持ち味だが、それを遺憾無く発揮。この人ほんとに最近よく出てる。しかもどれも難しい役なのが凄し。働き者だし本当に能力高い俳優さんなんだと思う。彼のアクションも、凄かった。
といことで映画館で観るべきスカッと映画である。おすすめ。