映画感想文「MY(K)NIGHT」案外良かったEXILE映画。モヤモヤ抱える女性達癒す過程で男達もまた救われる
EXILEプロモーション映画だよね。と思いきや、期待を裏切り案外良かった作品。
「今夜も世界を救いにいこう」が合言葉の3人。
一夜限りの恋人を演じる、デートセラピスト、刹那(川村壱馬)、イチヤ(RIKU)、刻(吉野北人)。
彼らが今宵相手にするのは、いずれもモヤモヤを抱える女性たち。
夫の浮気を知り満たされぬ思いを抱える主婦(安達祐実)、余命わずかな母に婚約者を紹介し安心させたい高校教師(穂志もえか)、バレエダンサーの夢に挫折したインスタグラマー(夏子)。
いずれも不幸までは行かずとも1人では抱えきれないものを内に秘めている。
仕事として、彼女達を癒し励ましを与える過程で、男たち3人もまた、自らが抱える問題に向き合い、背中を押され導かれていく。
人との出会いはお互いを変える魔法を持っている。そんな相互作用が描かれてるのが良い。
人は1人で生きていくことはできない。まさに主題歌でもそう歌われておりテーマがリンクしている。
悩み多き普通の人、を演じる安達祐実、穂志もえかがうまい。思わず感情移入する。さすが女優だ。
舞台となる横浜の湾岸エリアがスタイリッシュに登場し、そこも見どころである。
EXILEのHIRO企画プロデュース作品。主演はダンス&ボーカルグループの「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」。
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