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映画感想文「ドクターX」シリーズ締めに相応しい会心作。全ての伏線が回収される気持ち良さよ

想定外だった。

まさか、大門未知子で感動するとは。

満足度高し。良かった。

迷ってる方には観ることをお勧めする。

大人気テレビドラマシリーズのシリーズ完結編。全ての完結編の見本になるような、伏線回収が素晴らしい。そして仕事観を学べる、お仕事映画でもある。

実はテレビシリーズを全く見たことない。予習もしてない。本作がシリーズ初。それでも理解できたし楽しめた。

フリーランスの外科医。群れるのを嫌い、権力を嫌い、ひとつの場所に留まらず、様々な舞台で自分の腕一本で勝負する「私失敗しないので」の仕事師。

くぅー、カッコイイわー。私だって、こんな風に働きたい。実力あれば、だけど。

しかし、シリーズスタートは2012年。

改めて思うのが、時代を先取りしてたこと。いまでこそ当たり前の副業とか、フリーランスとか。腕一本で勝負とか。今では「そうだよね」だけど。当時はかなり新しかったのではないか。

ヒットの裏にはこのような、ちょっと時代を先取り。って要素が重要だよなと再確認する。

漫画ちっくな、それありなん?の展開もあるが、全てが収まるところに収まる気持ちよさを体感できる会心作。

名前知ってる人たちばかり登場。豪華キャストで華やか。その中では露出度低く一瞬しか出てこない綾野剛がいちばん印象に残る。

尚、先日亡くなった西田敏行さんの遺作でもある。

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