映画感想文「ハロルド・フライのまさかの旅立ち」ひとりの行動が周囲を変える。英国の田園風景が美しい
不意に訪れるものだ。
ここで頑張らねばと火がつく時が。
人生の終わりに差し掛かったハロルド。保守的で怖がりで家からほとんど出たこともなかった。そんな彼にも訪れたその時。
きっかけはホスピスにいる、かつての同僚からの手紙。返事を書くうちにかつての彼女との思い出がよみがえる。
そして、歩き始める。イギリスを横断する800キロ。彼女のいるホスピスまで。
彼自身の変化もそうだが、彼の行動で妻のアイリーンはじめ周囲の人々が変わっていく。そんな様子が素敵だ。ひとりの行動は周囲も変えていく。
道中のイギリスの田園風景が美しい。
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