映画感想文「6人の嘘つきな大学生」就活で炙り出される人の両面を描くベストセラー小説の映画化
6人の大学生の俳優達が、それぞれハマり役で良き。
エンタメとして、楽しめる。がミステリーとしては、心理描写含め物足りず。大ヒットミステリー小説の映画化だが、2時間枠に収めることは難しかったか。
しかしねー、ひどい会社だわ。
就活で最後の選考に残った6人を彼ら同士で競わせる。しかもそのやり方が汚い。こんな試験する会社、その時点で降りた方が良い。
でも就活って、こういう獰猛さ孕んでるのは事実だ。
主人公の洞察力に優れた衣織を浜辺美波。人のよいムードメーカー波多野に赤楚衛二。3カ国後を操る国際派のつばさに山下美月。野球をやってた熱血スポーツマンの袴田に西垣匠。分析力に長けてる人見知りな森久保に倉悠貴。冷静なリーダー九賀に佐野勇斗。
浜辺美波がひとりだけヒロイン枠で安全圏にいる演技なのが気になった。案外こういうのもできるのかと佐野勇斗を見直した。
とりあえず、2時間で収まらない深さありそうだと断定。原作を読んでいちから辿り直そうと思いポチった。
人には表と裏が必ず存在する。同じ事実でも両面になり得る。できればよい方を見ながら過ごしたいと日和見な私は思う。