セルフイメージと自己肯定感(Be Do Haveの法則)②
前回の記事の続きです。
前回は、Have(結果)に基づいたセルフイメージの危うさについて書かせていただきました。
ではどうすればよいのか。について今日説明していきたいと思います。
私の記事をずっと読んでくださっている方がもしいらっしゃるなら、
これまでにも何度も書いていますのでもうお分かりかもしれませんが
結論からお伝えすると
「Be(あり方)が一番先。」ということなんです。
こちらの記事(自分から始める。自分が先、笑うのが先。)に書かせていただいた販売員さんのエピソードを用いて例示しますね。
「売り上げが上がったら(Have)、楽しく仕事ができる(Be)。」ではなく、
「いつも楽しく(Be)仕事をしているから、売り上げが上がる(Have)。」
んですね。
百貨店の廊下を歩いているときも、店内で商品を整えたり清掃しているときも、彼女はずっとにっこりしています。暗いオーラを纏った人よりも、楽しそうにしている人に接客をしてほしいですよね。。
高価なものを買うならなおさらです。
彼女はそれをわかってやっていたのだと思います。
「自分の状態(あり方)」が、欲しい現実を引き寄せた典型例だと思います。
昨日の記事の学歴の例では
「東大に入れば皆が認めてくれるから(Have)、頑張って勉強すれば(Do)、幸せになれる(Be)。」でしたが、そうではなく。
「歴史の研究が楽しい(Be)ので、もっと努力して(Do)、尊敬する○○先生に師事するために東大を目標にする(Have)」
となります。
この場合、仮にこの人が東大に合格しなかったとしても、そもそも歴史の研究が楽しいわけですから、これからも「楽しく」歴史の研究を続けるでしょうね。
これと真逆の私の恥ずかしい失敗例を書かせていただくと・・・
私は高校生の時、家庭裁判所調査官という職業を目指しており(=Have)、そのために大学は法学部を選んで(=Do)入学しました。
ですが大学在学中に、ある社会学者の書籍を読んでいてとても楽しくて(=Be)、社会学に学部転向するかどうか迷いました。
しかも、社会学部に転向したとしても家庭裁判所調査官になる道はありました。ですが、「転向するのいろいろと面倒だな。」という気持ちで諦めたんです。
しかも家庭裁判所調査官(国家公務員第一種)の試験に受からなかったため、普通に一般企業に就職しました。
自分のBeをないがしろにするとひとつもいいことない。
というの、これでご理解いただけましたでしょうか。
まあ、人生は歩んできた道がベストだと思っていますので後悔はありませんし、この出来事があったからBe Do Haveの法則が実感できるのでいいんですけどね。
長くなりましたが、なるほど!と思っていただけた方は
Have→Do→Beではなく、今日からBe→Do→Haveです!
次の記事で、この「Be」と自己肯定感の関係についてさらに
掘り下げて書いていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ではまた次回に!
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