ワンダーウーマンのポーズとメンタル。
physical state=体の状態、がメンタルに及ぼす影響についてのデータを最初に知ったのは、4年ほど前に偶然見つけた論文(英文)を読んだことがきっかけでした。
体の状態というと、「健康であること」をイメージされるかもしれませんが、そういうことではないんです。
それは、「今この瞬間に」できる「体のポーズ」のことを指します。
日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、例えば「ワンダーウーマン」のポーズ。足を肩幅に開き胸を張り、両腕を腰に当てているポーズです。
(当時の論文がみつからないのでたった2分間で自信が溢れる自分になれる方法の記事をご参照いただければと思います。。私はこのTEDトークは知りませんでしたが、話題になったようですね。)
↑のTEDトークによれば
パワーポーズに関する実験で唾液のサンプルを採取し、自信とストレスに関連する特定のホルモンを測定した結果、テストステロンが増加し、コルチゾールが減少したとのこと。
テストステロンは自信や積極性を高め、コルチゾールはストレスを感じた時に分泌されると言われています。
要するにパワーポーズをとることで、自信を高め、ストレスを抑えることができるのです。
私は営業職に就いていたとき、パワーポーズを朝の歯磨きの際に行っていました。
利き手で歯を磨きながら、足を開いて片手を腰にあて、胸を張ります。
はたから見るとものすごく変な人ですが、特に朝が弱い人にはお勧めです。
お客さんも、顔色が悪くてストレスがたまっていそうな人よりも、明るくて闊達な人からサービスを受けたいですからね。。
また、当時読んだ論文(見つからなくてごめんなさい・・・)
に書いてあったと記憶しているのは、パワーポーズとは逆のポーズ、
例えば「椅子にうなだれて座る」の実験では、ストレスホルモンが増加したそうです。
このことを知ってから、仕事のミーティングなどで自分が発言する際、相手に失礼のない程度に胸を張り、肘を開くことを心がけていました。
なぜなら、凛としている人が発言しているという印象を与えたかったからというのもありますが、体の状態でメンタルを”自信がある状態”にコントロールしたかったからです。
また、作業中に煮詰まってほんの少しだけ気分転換したいとき。
万歳をするように手を挙げて、ストレッチなどをします。
不思議なことに、大きくパワーポーズをしている時だけは、無理やりネガティブなことを考えようとしても考えられないものです。
この、physical stateとメンタルの関係、ひいてはそれが自分の人生に及ぼす効果まで、私が経験したことを数回にわたって解説したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ではまた次回に!