便利は人を不幸にする?
世の中ではどんどん便利なものが増えています。
便利なものが増えることはとても嬉しいです。手間が省け、楽になり時間も増えるからです。
しかし、便利は本当に人を幸せにするのでしょうか?
「不便益」という言葉があります。
不便で良かったこと、不便だからこそ良いことという意味です。不便なのは嫌なイメージがありますが、不便は人を豊かにします。
富士山に登りたいと思ったとき、エレベーターやヘリコプターで一気に頂上まで行けたとしたらそこに達成感はあるのでしょうか?
好きな人の思っていることを全て把握できるものが出来たとしたらそこにドキドキ感はあるのでしょうか?
誰でも必ずホールインワンできるゴルフクラブが作られたらそこに楽しさはあるのでしょうか?
人の感情は不便だからこそ生まれるんだと思います。
何もかも便利な物で代用してしまったら感情がなくなってしまうんではないでしょうか?
簡単ではない、なかなかできないからこそ面白さや達成感が生まれるんだと思います。
これからどんどん便利な物が増えていくということは、反対に人の感情がどんどん失われていくのではないのでしょうか?
「何のために生きているのかわからない」
「自分の好きなものがわからない」
これらも要因としてあると思います。
感情は人の原動力です。エネルギーです。それらが欠如してしまえば人は生きるのが苦しくなってしまいます。
物ばかり増え、便利になった世の中ですが、わざと不便を選んでみるのもいいかもしれません。きっとたくさんの感情が生まれると思います。あなたの感情はあなたしか生むことはできませんから。
次回からの更新は不定期にします。
基本毎日更新しようとは思いますが、しない日もあるかもしれません。1日に何本か更新することもあると思います。短めで思ったことを話していきます。
以上、ありがとうございました!