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戦闘機乗りだった祖父が90歳で新しい世界をのぞいた話

せっかくなので、もうひとつ祖父との思い出を。


祖父は、戦争中に戦闘機も操縦していたと聞いて、
それならプレステのフライトゲームも得意なのでは?

そう思って、祖父(当時90歳)にコントローラーを渡した。

すると、祖父はじっとそれを見つめ、
ゆっくりと、すっと——

双眼鏡のようにコントローラーを覗き込んだ。


コントローラーを覗き込むおじいちゃん


…これが後のVRとなる——?


衝撃だった。
その発想はなかった。

ものすごく可笑しくて、みんなで大笑いした。
同時に、それ以上に感動した。

90歳になっても、「初めて」に出会えるんだ。

世界はまだまだ広い。


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まさだりりい
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