見出し画像

読書記録〜1月〜

2024年はまとめて年末に書いていたけれど、今年はひと月ごとに書いてみる…ということはつまり、それくらい読まなくてはいけないということ!
自分のおしりを叩きながら読書を進める。積ん読も多すぎ〜。

今月の読了は13冊。割と読めたのでは?!



『世界でいちばん透きとおった物語』杉井光

衝撃のラストにあなたの見る世界は『透きとおる』。

大御所ミステリ作家の宮内彰吾が死去した。
宮内は妻帯者ながら多くの女性と交際し、そのうちの一人と子供までつくっていた。それが僕だ。
「親父が『世界でいちばん透きとおった物語』という小説を死ぬ間際に書いていたらしい。何か知らないか」
宮内の長男からの連絡をきっかけに始まった遺稿探し。
編集者の霧子さんの助言をもとに調べるのだが――。予測不能の結末が待つ、衝撃の物語。

裏表紙のあらすじより

紙媒体だからこそ楽しめる読書体験!
わたしは自分で購入する本はまだ、紙媒体のものを選んでしまう。
収納面やお手軽さを考えると電子書籍の方が良いのだろうなあ、と考えたりもする。

今作はそんなわたしの悩む気持ちを一掃してくれる、紙!本は紙!と最高の読書体験。

内容は何を書いてもネタバレになってしまいそうなので、あらすじが限界。
でも、すごく誰かに薦めたくなる、読み終わったら誰かと感想を共有したくなる、そんな少し心もあたたかくなるようなお話。

『十角館の殺人〈新装改訂版〉』綾辻行人

孤島・角島で 大学ミステリ研の7人を襲う恐怖。

十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。
館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。
ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!
’87年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。

裏表紙のあらすじより

10年ぶりくらいの再読。
内容はドラマを見たのでしっかりわかった上で、『館』シリーズを読破したいと思い、手に取った一冊。

ページをまくる手が楽しくて仕方ない、早く次に進みたくなる!
ミステリーが大好きなので、よりその感じはあると思う。

例の衝撃の一文。
ドラマでもすごい!と思ったけれど、いままで自分が読んできた400ページの目を疑うような気持ちになって、やっぱりすごい。

ミステリーだとネタバレ書けないから、感想もなかなか書きづらいね…。

『前略、今日も事件が起きています 東部郵便局の名探偵』福田悠

窓口、コールセンター、配達時など、郵便局で起こる さまざまな事件を解決するのは……食堂のおじさん!?

東京東部郵便局・窓口担当の夏美は悩んでいた。ある手紙が原因で、友人が婚約を解消しようとしているのだ。
手紙を調べる夏美に、意外な人物――郵便局内の食堂で働くおじさんが助言をしてくれて……。
その後も、コールセンターへの問い合わせに隠された秘密、配達員を襲撃した犯人の目的、郵便局からの個人情報流出疑惑の真偽などを、食堂のおじさんが鮮やかに解き明かしていく!

裏表紙のあらすじより

短編集でサクサク読みやすい一冊。
お仕事ものでもあり、読みやすいミステリーでもあり…。
今より少し前に書かれた本。
消費税率引き上げによる郵便料金値上げの話が出てきて、そんな前の話?!いまはそれぞれ20円以上値上がりしちゃったよ?!なんて驚く。
昨今の値上げラッシュ、やはりしんどい…。

年末年始アルバイトで郵便局で働いたことがあるので、少し裏側がわかって面白かった。
しかし、サービス業はどこも大変だな…。(すぐ社会人しんどい目線)


今年から読書ノートをつけることにしたので、それもいつかnote記事にしたい!
コツコツ本読んでいくぞ〜。

この記事が参加している募集