六月四日:赤しそジュース作り 手しごとの癒し
5月下旬からなんだか、手しごとしたい気持ちがむくむくと。
きっかけは、私の心のメンターであり女神(笑)の、ななこさんとのパーソナルセッション。
「さやさんは、左脳の動きが強いから、手しごととかで右脳をもっと使うとバランスがよくなりそう」と言っていただいて。
たしかに思考過多だなとは感じていて、ヨガとか瞑想にも興味があるんだけど、わたしにとっては “思考を流す、いまを感じる” ことを単独でするのが難しい。
それよりもまずは、なにかに没頭して(右脳をはたらかせて)左脳を休ませる方が、わたしにもできそう。
と思っていたら、スーパーの店頭に赤しそが!
そうだ、この数年ずっと赤しそジュース作ってみたかったんだ!
あの、目のさめるような赤紫色が頭にうかんで、
これはきっと流れだな! と直感でやってみることにしました。
しかし赤しそジュースレシピのバリエーションにくじけそう
赤しそジュース作ったことある方って、けっこういるのかな。
材料はいたってシンプルなんですが、しその他に、甘みと酸を足す必要があるんですよね。
さっそくスーパーでそのままレシピを検索するも、
甘み:上白糖、三温糖、黒糖、氷砂糖、はちみつ ……
酸:クエン酸、レモン汁、醸造酢、米酢、りんご酢 ……
どれ使えばいいの~!
レシピを検索しまくって、結局、余ってもそのまま家で使えるよう、普段使っている三温糖と米酢にしてみました。
わたしが参考にさせてもらったレシピ。シンプル。
甘すぎるのは苦手なので、ほんとはあまり甘くしたくなかったんだけど、冷蔵庫に全部入りそうになかったので、常温保存できる量の砂糖を入れることにしました。
しそを袋から出してみると、すごい量で笑ってしまった。
手を動かしてると、不思議といまを感じられる
さ、ここから、赤しその茎をはずす。
特に力もいらないし、さくさくとはずせる。
あーこれが手しごとってやつだなぁ。っていう無心の作業。
茎を延々はずしながら、ぼーっとする。
なんでわざわざ赤しそ買って、こんな作業してるんだろ。(笑)
ちょっと自分がおもしろくなってくる。
でも、まったく何も考えなくていいかというとそうでもなくて、
茎についている葉っぱは一枚ずつ付き方や大きさもちがうし、
どこからはずすかとか、意外と気をつかう。
やっていてふと、
普段あたまをぐるぐるしがちな、漠然とした将来への不安とか、
仕事これからうまくいくかなーとか、
SNSどうやって発信していこうかなーとか、
そういうことを考える余地がないくらいの、絶妙な作業なんだな、手しごとって、と気づいて。
よく『不安を感じるのは、意識が過去や未来に向いているから。今をみましょう』(すごく雑な書き方だけど)って言われるけど、そうしようとしてやるのはすごく難しい。
現代人はみんな忙しくて、仕事に没頭しているときは、たしかにあまり不安を感じない(感じる余地がない)のかもしれないけど、
そればかりでは、気づいたらクタクタになってしまうよなー。
だから、わたし含め、手しごとをして “いまを感じたい" って人が増えてるんだろうな。
無意識に、どの人も、バランスをとろうとしてるんだと思います。
この日は土曜日で、夫は外出、猫は昼寝中。
静かなキッチンで、好きなVlogを流して、もくもくと手を動かす。
すごく幸福感があって、あーこんな時間、ずっとすごしてなかったな。
ほんとわたし、この数年突っ走ってきたよな。
人によって、自分のための時間っていろいろあって、
ライブとかスポーツとかに比べると
手しごとって地味だなと思うけど……
その人が幸せって感じられることが一番で、いい悪いはないですよね。
心が満たされた幸せな時間でした。
そして、あっさりとジュース完成
茎をはずし終わったら、あとは簡単。
煮だして、こして、甘みと酸をくわえて、完成!
(急に早回し)
酸をくわえるときに、
色が一瞬であざやかな赤紫色になるところが見せ場!
写真はうまく撮れなかったので、ぜひやってみてください。
味は、思ったほど甘すぎず、すっきり。
わたしはもっとすっきりが好きなので、グラニュー糖とレモン汁とかでまた作ってみたいなと思いました。
ちなみに、お酒を割ってもいいらしく、
家にあったグラッパを割ったらおいしかった!
またこの夏、お酒すすんじゃうな~!(結局お酒)
複業フリーランスとしての、暮らしの試行錯誤や
わたしが普段考えていること、仕事のこれからのことなど
気ままにつづっていこうと思います。
あたたかく見守ってやってください^^
お読みいただきありがとうございました!