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いまさら聞けないMarkdown記法に思う、人によって見える世界はたぶん違う話

こんにちは。すうちです。

先週に引き続き、エンジニア絡みの話です。

とはいえ、途中から思ったことを書いてたら、結構脱線してエンジニア寄りの話は少なめになったので、今回の微妙なタイトル になっております。

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タイトル画像:はぐみのさん



いまさら聞けないMarkdown記法

Markdown(マークダウン)とは

Markdown(マークダウン)は、文書を記述するための軽量マークアップ言語のひとつである。

Wikipediaより引用

あらかじめ決められた記号(ルール)をテキスト前後に書くことで、見出しや見栄えを変えて表示してくれます。

大ざっぱには、html(Web形式)に変換する仕組みです(拡張子は .md )。

Gitを使っている方は、プロジェクトの概要や変更履歴などを.mdファイルに書いている方も多いと思います。

 なぜマークダウンなのか? 

例えば、Web表示の場合、

HTMLをブラウザで表示

HTMLでは、以下のようになります。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>Document</title>
</head>
    <body>
        <h2>いまさら聞けないMarkdown記法</h2>
        <h3>Markdown(マークダウン)とは</h3>
        <h3>Markdownの書き方</h3>
        <h2>ITの世界でよく見る光景</h2>
        <h2>じつは、これは人も同じなのかも</h2>
        <h2>最後に</h2>
    </body>
</html>

HTMLは、タグを覚えないと書けないですが、マークダウンは、テキストにルールに沿った書き方をする(#や*を付ける)だけで、簡単な表示であれば同じことができます。

HTMLより敷居は低く、簡単に書けるのがMarkdownのメリットと思います。


Markdownの書き方

Markdownは、noteで記事にされている方もいるし、ネットで検索すると多く情報も見つかります。

ルールもそこまで難しくないのでリンク参照でも良いですが、初めての方や自身の備忘対策も兼ねて、例を紹介します。

  • 見出し  

# の数で見出しレベルを表現

前述のHTMLをマークダウンで書いた例です。
(ちなみに、noteはh1見出しはサポートしてなさそう)

## いまさら聞けないMarkdown記法
### Markdown(マークダウン)とは
### Markdownの書き方
## ITの世界でよく見る光景
## じつは、これは人も同じなのかも
## 最後に

  • 強調

**で文字を囲む

話は少なめになったので、**今回の微妙なタイトル**になっております。
ルールもそこまで難しくないので **リンク参照**でも良いですが

  • 引用

引用文の先頭に>を書く

> Markdown(マークダウン)は、文書を記述するための軽量マークアップ言語のひとつである。

  • コード

コード表示にしたい部分を```で囲む

```
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <title>Document</title>
</head>
    <body>
        <h2>いまさら聞けないMarkdown記法</h2>
        <h3>Markdown(マークダウン)とは</h3>
        <h3>Markdownの書き方</h3>
        <h2>ITの世界でよく見る光景</h2>
        <h2>じつは、これは人も同じなのかも</h2>
        <h2>最後に</h2>
    </body>
</html>
```

  • リスト

文字の先頭に- を書く

- 見出し
- 強調
- 引用
- コード
- リスト


ITの世界でよく見る光景

Markdown自体は、テキストに#やら*を付けているだけですが、対応したビューワーやWebサービスで読むと、仕様(ルール)に沿った表示がされます。未対応の場合、元のまま。。。

また、Markdownは派生や拡張が行われて、いわゆる方言が存在しており、同じ書き方でもサービスによって微妙に表示が違ったり、解釈が変わることもあるようです(Markdownを読んで表示する側の仕様)。

だいぶ前に書いたnoteの記事ですが、

突き詰めれば、コンピュータはゼロとイチしか理解できず、0/1のバイナリデータをあるまとまりでルール(フォーマット)を決めて意味のあるものに解釈したり。画像であればフォーマットで決められた領域を表示したり。webサービスは、通信のルール(プロトコル)に沿ってデータを送受信する仕組みがあります。

ただ、これもルールを解釈する側(それに特化したプログラム)がいるからで、何も知らない別のプログラムには理解できないデータが並んでいるだけになってしまいます。

他に信号処理なども、データをクリアにするノイズフィルタや信号を強調するフィルタなどを通すこともありますが、同じ入力を与えてもフィルタによって、出てくる結果は変わってきます。


じつは、これは人も同じなのかも

こういう見方は 人も同じなのかな とふと思いました。

人はそれぞれ違った人生を歩んできて、国や文化も変われば価値観や考え方に違いがあるのは当然かもしれません。

同じ国の人でも、育ってきた環境や身近な人の影響、経験によってもその人なりの(無意識に作られた)フィルタがあるんだろうと思います。

例えば、SNSなどで同じ出来事に対して、人によって過剰に反応したり、肯定したり、全否定したり。。。人を介して出てくる感情や意見は様々です。

多様な意見を知る意味ではポジティブな面もあると思いますが、一方で世界にはある出来事に対して正反対で本人たちの言い分だけ主張して(同じ入力に対するフィルタが違う)、相手に耳を傾けない平行線の議論もある気がします。

もちろん、人には感情があるので機械のように単純に割り切れない事も多々あり、それらが重なった結果、世の中を分断したり複雑にしている面もあるように思えます。

どちらが良い悪いの話ではなく、お互いが少しでも歩み寄ろうとする動きがない限り、なかなか前には進まないと個人的に思いました。


最後に

だいぶ脱線したので、本題に戻ると、、、

途中で気付いた方もいるかもしれませんが、今回のnoteはMarkdown を使って書きました。

見出し(目次)や途中の強調表示など、Markdown記法が変換されています。

noteの場合、下書きのテキストでMarkdownがそのまま残るのではなく、**や#を書いて半角スペースを入れた時点で変換されたり、コード表示も```で囲まなくても先頭に書くだけで変換され、どちらかというとショートカット的な使い方を想定している気がします。

そう思ってたら、下記に回答がありました。

Markdownショートカット – noteヘルプセンター (help-note.com)

記事で触れた見出しや太字、引用などはサポートしているようです。

noteの世界の方言(サポート範囲) ということですね。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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