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【プランターで自然栽培に挑戦!】固定種のオクラ~初心者の方向け、種からの育て方全体像把握偏~
1、播種時期、栽培時期の確認
播種時期 4月中旬~6月中旬
発芽適温25~30度
収穫時期7~10月
生育適温20~30度
2、必要なサイズのプランターを用意する
オクラは直根性(根が下に深く伸びる性質)のため、深さ30cm以上ある深型のプランターが必要です。
オクラは風通しの良い場所を好むので、プランターを置くのもそのような場所が良いでしょう。しかし、室外機の横などは避けましょう。
3、播種2週間前には土作りをする
土壌酸度は弱酸性が適しています。
土作りは播種の2週間前までに1㎡あたり約150gの苦土石灰を混ぜておきます。
プランターの場合、約大さじ2~3程度がよいでしょう。
また、オクラは水はけの良い土壌を好むので、プランターの底に鉢底石を敷き詰めます。鉢底石の量は底から3cmほどが目安です。
4、播種前日、種を水につけて発芽させやすくする
オクラの種は表面が硬い皮で覆われているため、一晩水に浸けてから種をまくのが良いみたいです。さらに、爪切りなどで種のへそではないところに少し傷をつけてやると発芽しやすいようです。
5、播種
5-1 ポットかプランターに直まきか
オクラは移植をとても嫌う性質があるので、プランターに直まきするのが良さそうです。
直径5cm程度、深さ1cm程度の穴を掘り種をまきます。種をまいたら上から土を被せて種を隠し、軽く手で抑えます。(覆土)
何らかの都合でポリポットに種をまいた場合は、本葉が3~4枚出たら早めに定植するのが良いでしょう。
5-2 種は好光性か嫌光性か
オクラの種子は「嫌光性種子」と呼ばれ、発芽に光は必要としません。
6、発芽するまでの水やり
播種直後は下から水が流れ出るくらいたっぷりあげましょう。
7、発芽後の水やり
乾燥していれば適宜水やりをする。
しかし、常に土がしけっている状態よりも、一度乾燥させてからたっぷり水をやるのが良いみたいです。
8、適宜間引く
オクラの間引きのタイミングは2回あります。ポットで育苗する場合も直まきの場合も同じです。
間引き1回目:本葉2枚のとき
本葉が2枚になったときに、1つのポリポット(1穴)当たり2本の苗が残るように間引きします。残す株にダメージが及ばないように、引っこ抜くのではなく根本から剪定バサミなどで切るのが良いでしょう。
間引き2回目:本葉3枚のとき
本葉が3枚になったときに、1つのポリポット(1穴)当たり1本の苗が残るように間引きします。この頃になると根がしっかりと張ってきているので、無理に引っこ抜くと残す株にダメージが及ぶ可能性があります。そのため、1回目の間引きと同様に根本から剪定バサミなどで切るのが良いでしょう。
9、収穫のポイント
実が大きくなる過ぎると固くてあまり美味しくなくなってしまうので、6~7cmほどになったら収穫します。
花も食べられます。
10、最後に
オクラは水はけの良い土壌と風通しの良い場所を好みます。
また、乾燥には強いものの暑い夏場に育てるなら水を切らさないようにしてあげないといけません。
一方で実ができるまでは水を控えることで根が水を求めて下に向かってしっかりと伸びていく性質があったりと、やや水やりにコツが必要そうです。
ポイントを上手く押さえて、上手に育てたいものですね。
我が家のオクラはまだ発芽していませんが、これからが楽しみです!