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4人家族になりました
いつ異常が見つかるかと不安な妊娠期間を
後期に入って、毎日感じる胎動に励まされながら過ごしていた。
2025年1月27日
37週6日、予定帝王切開で予定通り前日からの入院。
緊張しながらも地に足がつかないような気持ちのまま、目を閉じていた。
朝から緊急の帝王切開が何件か入ったみたいで
手術時間がどんどん後回しに。
お腹の子は何も気にせず、元気に動き回ってる。
待ち時間に夫が到着。
お互いまだ実感が湧かずにふわふわと会話する。
いよいよ時間が来て、着替えて歩いて手術室へ。
ピアノの発表会の時、舞台に立つ経験を何度もした。
身なりを整えて、スポットライトを浴び、練習してきたことを見てもらう、評価される。
その感覚かなと思ってたけど、それより何倍も強張ってた。命の重みが違うかった。
だって、今からお腹切られるんよ。
帝王切開でも立ち会いOKの大きい病院を選んでよかった。
夫は左手をずっと握ってくれて、時折頭を撫でてくれた。
優しい手にこれまで何度も助けられたし、結婚して1人目、2人目妊娠出産してよかった、これからもきっと大丈夫と思いながら
15:55
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手術開始から30分ほど、ほにゃあと少しだけ泣いて
2人目、男の子が産まれた。
後に聞くと手から出ようとしてたみたい。
2975g
1週間前に2500gくらいかなと言われてたから、3000g近くもあってびっくりした。
夫と涙を浮かべながら、かわいいね、かわいいねと言いながら胸に抱っこ。
一気に力が抜けて、ひとまず安心。
夫と赤ちゃんは退室、手術時間1時間ほどで私も部屋に戻った。
そこから1週間。
上の子はすぐにNICUで、退院してお世話し始めたのが生後3ヶ月(修正生後1ヶ月)、4kg超えてからだったから
初めての新生児期の育児に、戸惑いつつも
そういえば授乳ってこうだった
沐浴ってこうだった、おむつ替えってこうだったと
助産師さんたちとひとつずつ確かめながら
夫も育休を取って、上の子のお世話と面会と家事を毎日頑張ってもらって
無事退院。
入院中のベストバイは私はめぐリズムの腰肩用でした。
筋肉痛や腰痛、痛みが和らぐだけで気持ちが全然違った。
これから4人家族。
寝不足の日々も、イヤイヤ期も、上の子のおかげで期間の目処がつく。それだけでも心の余裕が違う。
危険なほどではないけれど、子宮の傷口はやはり薄かったと先生に言われた。
また妊娠の不安と手術の怖さを体験することを私は選択しないつもり。
やりたいこともある、これからは夫と息子2人と着実に光の方へ向かっていきたい。
とりあえず、根が繊細な上の子に毎朝毎晩、世界一大切な子と大好きと伝え続ける。
毎晩夜間授乳に付き合ってくれる夫に感謝と愛を伝え続ける。