映画鑑賞備忘録『野生の島のロズ』

ストーリータイプ:相棒愛
要素1『不完全な主人公』:事故で無人島に漂着してしまった、カスタマーのいないロボットのロズ
要素2『片割れ』:事故でロズが潰してしまった雁の巣の生き残りで、他の雁よりも体の小さいキラリ
要素3『複雑な事情』:ロズは漂着してきたロボットであり、事故でキラリの親兄弟を殺している

個人的評価:3.5/5.0

感想:観終わった後、母親に対して育ててくれたことへの感謝を感じさせてくれる映画。
それにしても。
プログラム通りにいかない子育てをする中で、ロズはどんどん傷付いてボロボロになっていく。
そしてロボットでありながら心が生まれ、キラリが1人前として巣立っていくのを母親として心配し、送り出す。
もうね、こんなん泣かない方が無理ってもんですよ。
周りからもけっこう鼻をすする音が聞こえてきていた。
今日は帰ったら久々に、お袋へLINEのひとつも送ってみようと思う。

※ストーリータイプとは
ストーリー内に含まれる3つの構成要素によって決まるストーリーの定型パターンを、パターンごとにジャンル分類化したもの
・相棒愛とは
『不完全な主人公が、複雑な事情を乗り越えて片割れと互いに大切な存在となる話』

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