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おせち料理は必要か、必要でないか

お節料理は手間暇かけて作る割には人気がない。

特に子供に人気がない。
好きなものはどんどん減るのに、黒豆やくわいなんて箸もつけられない。

それならいっそのこと作らなくてもいいんじゃないかと思うけど、そうはいかない。

おせちを作らなくて、その年に悪いことがあったら、何か後悔してしまうような気がする。

大量に作って大量に余らせる。
この習慣はどうにか改善できないものか。

しかしおせちのない正月を想像してみる。
我が家は元旦の朝からおせちをいただくのだが、そこにパンやサラダが並んでいたら、どうも正月を迎えた気分にはならない。

やはりそこにはおせち料理が必要だ。
おせちでなければ、年を越した気分にはならない。

少しもったいない気はするが、これは日本人にとって、必要な伝統というか習慣なんだ。

その習慣に料理が添えられていると思えばいい。

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昭真(shoshin)
「通勤電車の詩」を読んでいただきありがとうございます。 サラリーマンの作家活動を応援していただけたらうれしいです。夢に一歩でも近づけるように頑張りたいです。よろしくお願いします。