おじいちゃん、おばあちゃんとの「距離感」
介護施設で、「ご利用者様・ご家族様」と呼ぶのは勿論のこと、
呼称で呼ぶのはNGな場合が多々あります。
それがたとえ愛称であったとしても。
それぞれの方針はあるし、うちの会社もそういう方針はありますが、
個人的には小規模多機能って「おじいちゃん・おばあちゃん」の
「ちょっとできなくなったところを、すこーーーしだけ手伝う仕事」
だと思っています。
呼び方や捉え方や区切り方に使う、名称に囚われず
「相手との心の距離感」をどこに置くかが問われると思います。
50代の職員であれば、「親」世代だろうし
20代30代の職員であれば、「孫」世代だろうし
年齢も変われば「距離感も変わる」
それはポジティブな距離感の変化だと言えます。
わたしたちは、距離0メートルは推奨しませんが、適切な距離を
それぞれが作り出すことが大切だと思っています。
距離感はいつも試行錯誤。
相手も変われば、自分もかわる。
その柔軟さこそ、介護をしてて楽しくもあり、難しくもあるのだと思っています。
記載:はやしだ