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東畑開人先生が好きすぎる

すみません。また日にちが空いてしまいました。
ちょっと油断するとこれや。
一人で書いてたらもうとっくにオワッテルと思います。
交換日記だからこうして「書くぞ」という気持ちになれる。
交換日記でよかったょ。

このところ図書館づいている私ですが、先日返却しに行った時に前もってネット予約をしていた2冊をまた借りてきました。
東畑開人先生の「居るのはつらいよ」と「なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない」です。

東畑先生の本が続いています。好きなんです。
東畑先生の文章はクスッと笑えるユーモアと、生身の人間としての弱音や愚痴を独り言のようにポロッとこぼすところがなんともかわいくて。萌えるんです。
そして臨床心理士としての専門的な見解を、全く予備知識のない素人でも途中で詰まることなく理解できる言葉に“翻訳”して書いてくださる頭の良さに惚れ惚れするんです。

専門知識のない私などには、心理学の本は読みたくてもその内容を理解するのはとても苦労します。しかし東畑先生の本はめちゃくちゃわかる。腑に落ちる。
誰にでも届く言葉や表現で、現場で起こったエピソードなどをもとに沢山の気づきを教えてくれます。

そうか、ずっとモヤモヤしていたあの事象は実はこういうことだったのか!と、自分がこれまでの人生で経験してきた心に引っかかっていたことや、頭の中でこんがらがっていた過去のあれやこれやの塊をスルスルと紐解いてくれるのです。

なるほどなぁ、そういうことなら仕方がない。納得だ。そう思えることで、今も現在進行形で悩まされている人との関係性がまるで霧が晴れるかのようにスッキリとしてきます。

私たち人間は、“知らない“ ことによって思い悩んだり傷ついたりしていることが沢山あるんですよね。知識として学んでいないことで悩み苦しむことのなんと多いことか!そう考えると幾つになっても学ぶことはとても大事だなと改めて思います。

東畑先生の本を読んでいるといつも思うことが、“伝えることの難しさ“ です。
それは先生の言葉があまりにも伝わるからこそ、その大切さと難しさを思い知らされるわけです。これは凄いことだと、いつも気付かされるんです。

自分は人と話す時、こんな風にわかりやすく伝えているだろうか?文章を書く時、こんなふうに優しい言葉で書けているだろうか?と反省します。
万人に伝わる言葉を選んで、万人に伝わる表現で、自分の身の上に照らし合わせることを想起させながら読ませてくれるなんて、どれだけ頭がいいのだ!と。

本の内容もさることながら、その書き方?テクニック?に唸ってしまいます。冗談交じりに自身の失敗談などを面白おかしく書かれていますが、それは専門知識を読者に分かりやすく伝えるための「例え話」のようなものです。しかしそれと悟られないように、あたかも実際に経験したことで学んだ気付きのような体で、物語のように楽しく読ませてくれるんです。それって凄いことだと思いませんか?唸ります。読みながらずーーーっと唸ってます。

まだ途中なのですが、この「居るのはつらいよ」本当に超オススメです。
東畑先生の人間味溢れる文章に惚れます。めちゃくちゃかわいいんです。
読めばそのかわいさがわかります。読んで!マジで。
学術書としても本当に素晴らしく、そしてまるでエッセイのような楽しさもあり、手元に置いて何度も読み返したいのでこれは購入決定です。

では、続きが読みたいのでこの辺で失礼します。
最後まで読んだらまた改めて感想書きますね。

それではまた。

*アーカイブは下のマガジンから読んでいただけます。

#交換日記 #心理学 #東畑開人 #居るのはつらいよ #読書 #図書館 #エッセイ

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