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【読書メモ】を綴じたもの

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【読書メモ】がたまってきたので、マガジンとして綴じておくことにしました。どうでもいいですけど「玉子でとじたもの」も好きです。
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#ラテンアメリカ

『予告された殺人の記録』:アンヘラ・ビカリオの観点からの考察

※本稿は、2014年に作成したものです。 作品の要旨『予告された殺人の記録』(以下、『記録』…

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ラテンアメリカで大切なことはすべて『マファルダ』から学んだ

ちょっと言い過ぎ感もあるタイトルですが、でも、どうしても『マファルダ』のことを書いておき…

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【鑑賞メモ】映画「彷徨える河(El abrazo de la serpiente)」

今回は「読書メモ」ではなく、映画の「鑑賞メモ」です。 南米コロンビアのシーロ・ゲーラ(Cir…

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【鑑賞メモ】映画「夏の鳥(Pájaros de verano)」

今回は「読書メモ」ではなく、映画の「鑑賞メモ」です。 南米コロンビアのシーロ・ゲーラ(Cir…

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【読書メモ】クラフツマン:作ることは考えることである

『クラフツマン:作ることは考えることである』リチャード・セネット著、高橋勇夫訳、筑摩書房…

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【読書メモ】ラインズ:線の文化史

『ラインズ:線の文化史』ティム・インゴルド著、工藤晋訳、左右社、2014年 イギリスの社会人…

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【読書メモ】コロンビア商人がみた維新後の日本

『コロンビア商人がみた維新後の日本』ニコラス・タンコ・アルメロ著、寺澤辰麿訳、中央公論新社、2019年 明治時代の日本を訪れたコロンビア商人の旅行記(原著:Recuerdos de mis últimos viajes; Japón、1888年)を邦訳した書籍。僕は、当時の日本をコロンビア商人がやってきていたという事実はまったく知らず、それだけで読んでみたいと手に取りました。コロンビア人が日本について書いた初めてのものだそうです。 著者は、ニコラス・タンコ・アルメロ(Ni